セザンヌからスミッソンに至る近現代美術から、ゴダールの3D映画、トンネル工事の記録写真、そして同時代のダンスや演劇まで、多様なジャンルを横断して広がる「芸術」という営みを、一貫した方法論的精密さで分析する。
古事記、万葉集、源氏物語、保元物語、日蓮、徒然草、南総里見八犬伝、歌川国芳、河口慧海、幸田露伴、山田美妙、種田山頭火、小津安二郎、西馬音内盆踊り…。日本の歴史に名を刻んだ偉業は、同時にこの「日本」を内奥から突き破るかのごとき破格の挑戦でもあった!「この島国に居ながらにして平然と外部へ飛び出していった者たち」を召喚し、古代の記紀神話から21世紀のIT社会にまで連なる、文学・芸術の知られざる系譜を縦横無尽に語りつくす!
幅広い読者を持つ代表的な芸術総合雑誌
世界的なモードファッション雑誌「Vogue」フランス版。ピーター・リンドバーグ等第一線で活躍するフォトグラファーによって切り取られたファッション・ビューティーはもはや芸術。
漫画の枠を越えた言葉をいま、あなたに届けたい!数々の衝撃作を手がけた新井英樹が、自作を語り、世界を語る。
クラシックCD、DVD等の総合雑誌。付録CD付交響曲の「聴きどころ」
美術界の全情報を、グラビアと対談で迫る【巻頭特集:日本の近現代彫刻】この秋展覧会が開催される平櫛田中や荻原守衛ら物故作家から、現在活躍している作家たちへのインタビュー、若手人気作家による技法講座に加え、今話題の芸術祭・アートイベントで注目したい彫刻作品や全国のオススメ彫刻美術館情報など、日本の近現代彫刻の魅力を盛り沢山の内容でお届けします。
1950年代のテレビに代表されるニューメディアの出現が、印刷媒体中心であった既存のメディアをいかに変容・再定義していったのか。本書では、主に文学・映像・美術のジャンルにおいて、異なるメディア間での相互交流、越境、再編成と、それらが作品や表現にもたらしたものを再検討し、現代の錯綜するメディア状況を歴史化する視点を提示する。
アートと地域のコラボレーション。アートプロジェクトの変遷を見渡し、表現と交流が循環する可能性を探る。
ロシアの結婚式ってどんな感じ?ソ連時代ってどんな時代だったの?ロシアの義務教育はいつから始まるの?チェブラーシカは女の子?キリル文字はどうやってできたの?今さら聞けない基本的なことから今ひとつ納得できないでいたことまで100の疑問を解消!
食を愛する・街を楽しむ・旅に恋する情報誌情緒と喧騒。相反するふたつの魅力を楽しめる上野・浅草エリア。上野には「上野公園」や「アメ横」があり、浅草には門前町、観光地としての側面があります。そしてこの2エリアには美味しい店がひしめいています。ふらり散策に出かければ、癒され、驚かされ、そして美味に大満足です。他、焼きめし、せんべい特集もあります。
【今月の特集】
・秋はしっとり散策したい 上野・浅草
・ノスタルジックな旨さ!焼きめし
・日本人の永遠のおやつ せんべい 他
【今月の連載】
・食べる幸せ。/絵・堤大介、詩・堤江実[第55回] 料理も芸術
・Otoshu EXPRESS/コスパ最高ランチ!話題のニューオープン、唸るラーメン
・ヒツジメシ〜草を喰みたきゃ仕事しろ〜/吉田羊[第57回]舞台の合間に見つけた京王新線中華メシ
・キナミトパン/木南晴夏[第55回] トーストのお供「スキッピィピーナッツバター」
・口福三昧 〜美味しい食の研究所〜/ラズウェル細木[第113回]自然と痩せた!大根おろし納豆玄米ご飯
・勝負の店/久住昌之[勝負 其の四十九]飛騨神岡「カミオカンデのうっかり八兵衛」
・東京タイムトリップ/がらしひろき[第40回]港区の森〜丘の上の小さな奇跡〜
・勝負の店/久住昌之[勝負 其の四十八]松本・焼肉とラーメン「小波」
・お肉道場/間口一就[第50回]鹿もも肉の巻
・おいしい往復書簡/マッキー牧元×門上武司[第50回]キッシュ
・日本の奇祭珍祭/白石あづさ[第36回] 「どろいんきょ」 in 埼玉県上尾市
・覆面ライターの1ヶ月食ダイアリー[第33回]
・東京 名所案内/森山大道[第23回] 池袋 老眼めがね博物館
クラシック音楽、バレエが中心の音楽総合誌最初と最後の交響曲?その発展と変遷?10人の作曲家にみる
切れ味のある斬新なリズム的解釈によるオーストリア・バロックの弦楽器の清華
スイス、ベルン発の気鋭のピリオド楽器アンサンブルによるDHMへのアルバム第4弾
このアルバムは、オーストリアのバロック作曲家であるビーバー、フックス、シュメルツァーの3人の弦楽器のための作品を集めたものです。特に『パルティータ』(このアルバム内では、パルテ、パルティアとも)という形式にこだわっています。J.S.バッハ以降の18世紀ドイツにおいて「共通の主題やモチーフないしは情緒によって、統一性をもって構成された組曲」という意味ですが、ここに収録された作曲家が活躍した17世紀では「変奏曲」の意味でした。ヴァイオリンを中心とする弦楽器の鮮やかな技巧、スコルダトゥーラ(変則調弦あるいは特殊調弦)による響きの面白さ、作品に付された表題的な要素、打楽器の効果など、多彩な名技性が発揮された音楽が集められています。
「レ・パシオン・ド・ラーム」は、4年間の入念な準備期間を経て、高度なピリオド楽器演奏と歴史的知識を持ったヨーロッパの奏者によってベルンで結成されたアンサンブル。楽団名の意味は、1649年に哲学者ルネ・デカルトによって執筆された著作物「情念論」から取られました。リーダーは、ベルン生まれでヨーロッパ各地の古楽音楽祭に出演し高い評価を得ているバロック・ヴァイオリニスト、メレット・リューティ。メンバーには、フライブルク・バロックオーケストラのメンバー、アントワープ音楽院教授、ベルン芸術大学の教授なども含まれています。このアンサンブルの鮮烈な演奏はたちまち話題となり、このアルバムでも、どれもがヴァイオリンの妙技による楽しい作品が盛り込まれ、華やかに演奏されています。なお、このアルバムに2曲が含まれているビーバーの『技巧的で楽しい合奏音楽』からのパルティアは、彼らのファースト・アルバムである「SPICY」にも含まれており、来年以降に発売される次作でも取り上げられ、この曲集の全曲の録音が完結することになります。(輸入元情報)
【収録情報】
● ビーバー:『宗教的、世俗的弦楽曲集』よりソナタ第3番
● ビーバー:『技巧的で楽しい合奏音楽』よりパルティア第1番ニ短調
● ビーバー:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第5番ハ短調よりパルテ I & II
● フックス:7声のロンドー
● ビーバー:『宗教的、世俗的弦楽曲集』よりソナタ第1番
● シュメルツァー:『1つの弦楽器のためのソナタ集』よりソナタ第3番ト短調
● ビーバー:『技巧的で楽しい合奏音楽』よりパルティア第5番変ホ長調
レ・パシオン・ド・ラーム(ピリオド楽器アンサンブル)
録音時期:2018年11月6-8日
録音場所:オーストリア、フォアアールベルク州、ザンクト・ゲロルト修道院
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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