日本最高峰の霊山はなぜ、「信仰の対象と芸術の源泉」なのか。その山容に日本人は、そして外国人は何を見てきたのか。文献調査、フィールドワーク、インタビューからその多層的・複合的な姿を明らかにする。
クラシックCD、DVD等の総合雑誌。付録CD付ストラヴィンスキー《春の祭典》のすべて
クラシック音楽、バレエが中心の音楽総合誌ベートーヴェン生誕250年記念プレ・イヤー(全4の1)
ルノー・カプソン/ チャイコフスキー、ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲は、一貫して暗く悲しい雰囲気の作品ですが、それはチャイコフスキーの友人であったロシアのピアニスト、作曲家、指揮者であったニコライ・ルビンシテインへの追悼のために書かれた作品です。そのために『偉大な芸術家の思い出に』タイトルが付けられています。第1楽章は非常にロマンティックな音楽なのに対して、第2楽章では古典的なものとなっています。それは、ルビンシテインが古典主義者だったためなのではないかとも言われています。
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番は1883年の作品で、ボヘミアの町ムラダー・ボレスラフで初演。ハンスリックにウィーンへ来るよう誘われ、チェコの国民学派としての使命感、国際的なオペラ作曲家としての野心、そして二人の子供の死など、様々な葛藤に悩まされた時期の作品で、比較的荒々しい表現が目立つ作品となっています。
ルノー・カプソンらはこの国民楽派音楽を、国民楽派的なその地方の音楽を再現するのとは異なり、作曲者の次へのステップのようなものが感じられる斬新な作品としてとらえていきます。そのためにルノー・カプソンは交友の深いアーティストらから、若き二人を起用しています。まず2018年DGからソロ・デビューした若きチェリスト、キアン・ソルターニ。わずか26歳で同世代の中で最も期待されるチェリストの一人と称せられ、アンネ=ゾフィー・ムターとダニエル・バレンボイムの支援のもと、ムター・ヴィルトゥオージ、ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団、そして新しく創設されたブーレーズ・アンサンブルのメンバーでもあります。そして指揮者としても活躍するラハフ・シャニは1989年生まれ。イスラエルにてピアノとコントラバスを学び、2007年にピアニストとしてイスラエル・フィルにデビュー。2010年にはコントラバス奏者としてこのイスラエル・フィルに入団。2013年には指揮者としてデビュー。バレンボイムの下で学び、シュターツカペレ・ベルリンの定期公演やオペラ公演を指揮、2016年4月には読売日本交響楽団を指揮し絶賛され、現在はウィーン交響楽団の首席客演指揮者。2020年からはイスラエル・フィルの音楽監督に任命されています。
彼らによる演奏には、旋律に秘められた微細な表情の変化をとらえており、非常に精緻に音楽が奏でられていきます。エクス=アン=プロヴァンス(エクサン・プロヴァンス)音楽祭でのライヴ録音ということもあり、さらにその緊張感も感じられる、素晴らしい演奏です。(輸入元情報)
【収録情報】
● チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調 Op.50『偉大な芸術家の思い出に』
● ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調 Op.65
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
キアン・ソルターニ(チェロ)
ラハフ・シャニ(ピアノ)
録音時期:2018年4月5日
録音場所:エクサン・プロヴァンス、ダリウス・ミヨー音楽院
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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オッテルローの芸術(24CD)
ウィレム・ファン・オッテルローは、驚異的な耳の良さと記憶力で知られたオランダの指揮者。楽譜情報の音化にかける情熱には凄いものがあり、たとえば『ラコッツィー行進曲』(CD17)だけ聴いても、その能力の高さは歴然。そのまま放置された音はひとつもなく、どのフレーズも正確なイントネーションで聴こえてくるさまは驚くばかり。ジョージ・セルも真っ青の統率力です。
オッテルローは自身が作曲家でもあったせいか、20世紀音楽、特にオランダ音楽に対する強い使命感のようなものも持っており、生涯に渡って「不人気な音楽」にこだわり続けてもいました。
そうした「自分への正直さ」は、リハーサルの厳しさにも直結し、オーケストラともしばしば衝突、さらにプライヴェートでも自分の欲望に正直すぎ、スピード狂や多趣味に加え、女性とのスキャンダルもまったく恐れずに生活するという徹底ぶりでした。
そのどこまでも「自分に正直」な人生のスタイルは、ときに軽率な行動や舌禍も招き、商業ベースにもうまく乗り切れずに終わってしまった感がありますが、Philips初期には中心的なアーティストでもあり、トータルで150万枚以上のLPセールスを記録していたということなので、遺された音源もそれなりの規模はあります。
今回登場するボックスセットは、オッテルローが1950年代と1960年代に録音した音源からのコレクションで、さまざまなレパートリーをCD24枚分楽しめる内容となっています。
耳と記憶力
ドイツの指揮者、ゲルト・アルブレヒト[1935-2014]はオッテルローについてこう語っています。
「オッテルローは非常に頭が良く、すべての指揮者の中で最高の耳をした偉大な音楽家でした。ロスバウトもブーレーズも良い耳を持っていましたが、オッテルローは彼らを凌駕していました。」
「オッテルローはオーケストラのトレーナーとして、並外れた資質を持っていました。彼のリーダーシップのもと、レジデンティ管弦楽団は、オランダで最高のオーケストラとなり、当時はコンセルトヘボウ管弦楽団よりうまかったです。」
アルブレヒトはまた、具体的なエピソードも交えてこのようなことも言っています。
「理科系が勝ったタイプは構築的に聴くことがたいへんに優れています。たとえば私はオランダのウィレム・ファン・オッテルローのもとでマスターコースに参加したことがあります。彼は学生が演奏した8つのホルンと6つのトランペットによるベルリオーズの和音を聴いてこう言うことができました。"第二ホルン、ちょっと高いよ!" そしてその指摘は正しかった! 私がベルリンで何度か体験したカラヤンはこういうことはできませんでした。彼は音色を徹底して聰く人でした。思い出すのは、彼がフルーティストのオーレル・ニコレの演奏を止めて"BからAsに移ったら急に音色が変わりますね!" と言ったことです。音色に留意するタイプはたいてい文科系タイプです。私はというと完全に文科系で音色重視のタイプです。このことを早くに知った私は、音楽の構造を聴くことにも熱心に取り組み、克服に務めました。」
自分に正直
戦争や大恐慌といった困難な時期を経験したオッテルローですが、その音楽や人生のエピソードには、悲壮感は感じられません。
ピアノとチェロのほか、ジャズが好きだったことからサックスも演奏したオッテルローは、なによりも魅力的な女性が大好きで、子煩悩で、美食家で、動物愛好家で、自動車マニアで高速運転が得意で、鉄道模型マニアで、絵画コレクターで、さらに現像もプリントもこなすアマチュア・カメラマンで...といった具合に、好きなことには、なりふり構わず取り組み、そして果敢に飛び込んでいった人物でもあります。
その70年の人生は、知り得るエピソードだけで判断しても実にユニーク。たとえばオッテルローは、鳥を異常なものとして描いたヒッチコックの『鳥』を、家族と映画館で見た際、ため息をついて途中で席をたってしまうほどの動物好きですが、一方で、オーケストラ・リハーサルでは血も涙もないきびしさで楽員に迫っていたという具合です。
スピード狂
父のオランダ車スパイカーに始まり、プジョー、シトロエン、ポンティアック、ポルシェ、メルセデス、ジャガー、ローヴァーなどと乗りまわしていたオッテルローは、運転技術も磨き抜かれており、コンサートホールに自分の運転で来るとき、途中で追い越した台数が少ないとリハーサルが不機嫌になるという冗談が語られるほどでした。
また
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長篇一挙掲載
窓の外を見てください 片岡義男
短編小説の物語を探している男がめぐり逢う、新たな旅立ちを模索する女たち。出会いが不思議な人間関係を紡ぎ出す。
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会いに行ってーー静流藤娘紀行 笙野頼子
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人工知能、自然知能と異なる「天然知能」とは何か。作家と研究者が共に言う「待つこと」の意味とは。「創造すること」の際をめぐって、語り合う。
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連載完結
湘南夫人 石原慎太郎
連載・随筆・書評・合評
多和田葉子
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保坂和志
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古川日出男
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佐々木 敦
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中条省平
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穂村 弘
南 直哉
小竹由美子
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小川 哲
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石田 千
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石飛ワールドの原点がここにある。臨書に始まり、臨書に終わる。書の学びの醍醐味をご一緒に。
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「地域・都市を再生させるマネジメント」とは、地域・都市が人口減少と高齢化に耐え、自立した経済を実現し、衰退する地域・都市から発展する地域・都市へ転換する、いずれも起業家である多様なプレイヤーによるイノベーションであることを本書で示します。
●瀬戸内アート&イートの旅
ニューヨーク・タイムズが選ぶ「2019年に行くべき52ヵ所」に日本から唯一選ばれた瀬戸内。
穏やかな海と点在する島々は、いまや海外でも注目されるアートと自然が調和する場所です。
今年は島々を舞台に3年に1度開かれる「瀬戸内国際芸術祭」の開催年。
4月から開幕されるので訪れるならいまがおすすめ。
現代アートをはじめ、建築や美術史などテーマで巡ってみてはいかがでしょうか。
瀬戸内ならではの美食やリゾートステイを楽しみつつ旅する2泊3日を提案します。
●“美しい景色”に映える旅スタイル
清々しい日差しを浴びながら、アートに活気づく瀬戸内海沿いの町、尾道へ。
眼下に広がる穏やかな海と緑豊かな島々、歴史ある港の町並み……。
どこを切り取っても絵になる“美しい景色”のなかでは、その景色に映えるおしゃれを
することも、旅の上級者の嗜みといえます。
さまざまな空間において、装いや持ち物がフォトジェニックであるかを考え抜いた、こだわりの
旅支度を3つのパートでお届けします。
●ジュネーヴから始まる新作ウォッチReport
2019年1月、スイス・ジュネーヴでは時計の祭典ともいうべき国際見本市、
SIHHとWPHHが行われました。ラグジュアリーブランドが発表した最新作をご紹介しましょう。
●急がば回れのインナー美白
年をとると何事にも、“見直し”が必要になってきます。
「美白」もそのひとつ。
紫外線に対抗する私たちの防御力は、急激に衰えつつあります。
これまでの美白スキンケアとともに重要になるのが、体の内臓からのケア。
肌は内臓の鏡ーー。
紫外線ダメージに対抗する体の内側からの力を養えば、曇りのない肌も一緒についてきます。
●母はお洒落な魔女 ひとり娘の親孝行奮闘記〜角野栄子のできるまで〜
母と娘は永遠の関係。娘は母の作品であり、母は娘に教えられて
ともに成長してゆきます。誰よりも近くて遠い、母という存在。
世界的な名著『魔女の宅急便』の作者である角野栄子さん。
その角野さんを母にもつ、くぼしまりおさんはちょっと素敵な親孝行をしていました。
もうすぐ「母の日」。80代の母の日常がいきいきと輝く、そんな贈り物をしてみませんか?
●クリムトへの恋文
官能的で装飾的、絵画でありながら工芸的。クラシックで前衛で、
華やかなのにどこかもの哀しくてーー。
見る者に鮮烈な記憶を残すグスタフ・クリムトの傑作の数々がこの春、日本にやってきます。
アート見巧者たちはいま、このウィーン世紀末の巨匠の何を、どう見たい?
それぞれの視点で語っていただきました。
●「茶絲道」主宰・堀口一子さんのモダン中国茶の愉しみ
お茶の原点であり、その芳醇な香りと味わいが魅力の中国茶。
心身を健やかにする飲物として、また文化芸術を生み出す土壌として、その奥深さがいま人々の
心をとらえています。
自らも中国茶に魅了されてアートからお茶の道に進み、現在茶会や教室で中国茶の愉しみを伝える
堀口一子さんが、竹林での茶会をはじめ、茶器探しやお菓子とのペアリングなど、現代的な中国茶の
世界へと誘います。
●巨匠アルバート・ワトソンがとらえた 坂本龍一『BEAUTY』の世界
アルフレッド・ヒッチコックやスティーブ・ジョブスなど、数々の著名人のポートレイトで
知られる写真家、アルバート・ワトソン。
30年前、彼が、坂本龍一のアルバム『BEAUTY』のために撮り下したポートレイトが、
この春「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2019」で蘇ります。
同展の今年のテーマは、目にみえないものを呼び覚ます。「VIBE(ヴァノブ)」。
今回初めて展示される未発表作品の中から、その一部を誌上にて特別公開します。
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7人の数学者と、4人の数学マニアを通して、その未知なる世界に触れる!
ポップカルチャーの総合誌花と花束。
花の名前をいくつ言えますか?
道端に咲く花から切り花まで、
花の名前を言える人はきっといいオトコ、いいオンナ。
人に贈るだけでなく、自分のために花を買う、飾りたい人のために。
草木の取り扱い、器や鋏などの道具、華道の歴史、そして世界の花事情まで。
東京を中心とした人気の花屋さんが作った花束をずらり並べてご紹介。
Book in Book
「花束」カタログ
目次
特集
花と花束。
私の好きな花。
岡尾美代子(スタイリスト)/坂口恭平(作家、音楽家ほか)/鈴木理策(写真家)
アダム・シルヴァーマン(陶芸家)、ラヴィ・グンワーデナ(建築家)/川瀬敏郎(花人)
ブルーノ・ムナーリの花教室。
いろいろなモノに花を飾ってみる。
東京花市場。
写真・長島有里枝
花屋の一日。
“WILD FLOWERS” in New York/Photo by Joel Meyerowitz
パリのフローリスト。
花と映画と男と女。
花屋の看板娘。
BOOK IN BOOK
FLOWER SHOP & BOUQUET GUIDE
春の花束を買いに。
佐の花鋏。
山の花を生ける。
片桐功敦(花道みささぎ流家元)
花道の歴史。
井上 治(京都造形芸術大学准教授)
これも、花。
花道の極北、中川幸夫の花。
酒好き、食好き、ダジャレ好き!本家・散歩名人たちがゆく、抱腹絶倒の珍道中にお付き合いください。ザツガク知識も満載です。
水彩画の第一人者である著者が物の見方、デッサンの考え方、描画技術の高め方、風景・静物・人物画の法則、個性の出し方まで回答した、全く新しいタイプの「読む技法書」。