大学建築界で出色の石山修武研究室。いかなる人が集い、何が考えられ、何を語り合い、いかに実践に結びつけられているのか。はじめて聖域に踏込んだ迫真のルポルタージュ。
ピカソは、「キュビスム」とよばれる新しい表現方法や、戦争を激しく批判した壁画『ゲルニカ』などを生み出した天才芸術家だよ。
医療ミスやニアミスの発生頻度を大きく減らす。本書は、医療事故防止に病院を挙げて取り組んでいる大阪の医真会八尾総合病院の安全対策を中心に紹介しながら、看護部門の医療事故防止にどう取り組んだらいいかを具体的に考えました。
数学を細かい単元に分解して、その並び替えばかりをやってきた一部の数学教育学者やそうした活動を許した数学者、そして検定教科書を無批判に教えてきた数学の先生によって数学嫌いはつくられた。数学嫌いは教育の犠牲者である。数学への偏見をなくしかつ数学愛好者に答える雑誌に連載されたエッセイ。
博覧会はテーマパーク!都市に忽然と現れる巨大パビリオン群。一瞬の祝祭のために、男たちは知恵と技を競い、自らの夢と野心をかけた。博覧会を支えたランカイ屋の人生の物語。
夢を現実にしたウォルト・ディズニーの軌跡。“世界初”のトーキーアニメ、カラーアニメ、長編アニメ、テーマパーク。斬新な発想と持ち前の行動力で世界のエンターテイメント界に革命をまきおこしてきたウォルト・ディズニーの芸術の軌跡を、豊富な図版と資料であますところなく伝える永久保存版です。
日本再生のカギは芸術文化立国をめざすところにある!著者は人気劇作家・演出家として日本各地をまわり、また芸術文化行政について活発に発言する論客として知られる。精神の健康、経済再生、教育等の面から、日本人に今、いかに芸術が必要か、文化予算はどう使われるべきかを、体験とデータをもとに緻密に論証する。真に実効性ある芸術文化政策を提言する画期的なヴィジョンの書。これは芸術の観点から考えた構造改革だ。
日本のすみずみに、多くの旅をかさね、『街道をゆく』はじめ数々の名エッセイをのこした司馬遼太郎。その網膜に刻まれた地を訪ねゆけば、誰もがなつかしむ日本の「原風景」があり、愛した美術品に向かえば、それを生んだ真摯な魂が透けてみえる。作家をなぐさめた自宅庭や住居のたたずまい、司馬遼太郎記念館(安藤忠雄設計)の全貌も収録。
天才芸術家であり最先端の思想家であった岡本太郎。彼を支え、ともに過ごした50年間。そこで培われた愛、その本質。いま求められている究極の恋愛論。
「自然との共生」は今日すでにイデオロギー化しつつある。本書は自然の概念を「外なる自然」のみならず、感情や衝動などのわれわれの「内なる自然」とも解し、西洋近代の美学芸術理論のうちに、人間の自然支配への反省に基づく内外の自然との和解の理念を探ろうとしたものである。自然との共生のルーツともいうべきこの思想は、カント、シラー、アドルノなどの美学芸術理論のうちにすでに含まれていることを論証する。
思考の極みへ。表現の限界へ。言語の彼方へ。東大駒場の俊英教官たちが、教養学部学生を前に考え抜き、語り尽くした臨界点。
オーディオ総合月刊誌『MJ無線と実験』に長期連載中の「HiFi追求リスニングルームの夢」から、和室、洋間、そして専用に設計された個性的な部屋を、1989〜2002年に掲載されたなかから選んだリスニングルームの数々。
本書はドイツ系美術史学の若き俊秀が前代未聞のスタイルで構成してみせた「20世紀芸術学講義」の第1弾である。
北海道美唄市。閉山となった炭鉱の学校跡地に、まったく新しい芸術空間が生まれつつある。同市出身の世界的彫刻家・安田侃が目指すのは、時空を超えた自然と人と彫刻の融合。アートによる地域再生の現場を、写真家・村井修の写真を中心に初めてまとめた。村野藤吾賞受賞。
生命の誕生と進化、知覚と行為、情報と社会、精神と身体、芸術と科学…多彩な知のフィールドと最新のシステム理論が接続し、オルタナティヴな思想の地平が現前する。西垣通・池田清彦・佐々木正人・松野孝一郎・信原幸弘・新宮一成・前田富士男・勅使川原三郎とのスリリングな対話の軌跡。
女性が必ずオルガスムに導かれる最高の愛撫とセックス。すべてのテクニックに100枚以上の美しいイラスト付き。