花火芸術の最高峰“大曲花火”の映像作品。NHKが10年にわたりハイビジョン撮影した映像から極上の花火をダイジェストで収録。日本屈指の花火師たちが手がける傑作の数々は、西洋のそれとは異なる圧倒的な美を誇る。
ロゼッタストーン発見と解読のすべて。石発見の歴史から、シャンポリオンほか多くの解読のドラマまで、ロゼッタストーン解読史の最良の入門書。
枯山水とは、庭園造形の中にある自然美を、高度に詩訳したものである。枯山水とは、水に対して、不可能を可能とする芸術性に徹した作品であった。枯山水は、奇想天外な作品として誕生し、創意にあふれた永遠のモダンが内在的に発展したのであった。古文献解読と実測調査から、来歴と発展、その奥義を説く。
名誉指揮者の称号が贈られた1966年2度目の来日時の第1番と、68年4度目の来日時の第7番。第1番は今回が初出音源で、第7番は最晩年の演奏とは違い、颯爽として推進力に満ちたベートーヴェンを聴かせている。
本書は、平成10年度から平成20年度の過去問を収録しています。科目の並び順は、実際試験の出題科目順に従っており、各科目の問題は平成19年度から順に並んでいます。
数学は多くの学問や技術を支える言語としての働きを持っている。そのため、数学を考えるときに自分の持っている知識を総動員して「分からないことを分かるよう」に努力することは、実は多くの分野に応用することができる。そのような意味で、数学を学ぶことは、将来社会にでて活躍する基礎を作る上で重要な働きをする。また、逆に多くの学問や技術の要請を受けて数学は発展してきた。数学を学ぶためには、こうした他分野との結びつきを知っておくことは重要なことである。本書は数学の持つこうした側面を積極的に取りあげ、私たちが中学・高校で学ぶ数学がどのような拡がりを持っているのかを示し、数学的に考えることの意味を記した。
アメリカのビジネスを支える新たな力の最前線を探ったフィールドレポート。2006年、フィナンシャルタイムズ誌ビジネス・オブ・ザ・イヤーの最終選考に選ばれた名著。
音楽史からはトンデモと思われている作品の中に、実はスゴイ感動を与えてくれる音楽がたくさん埋蔵されている。音楽は楽しく聴くもので決してひれ伏すものではない。いつの間にか埋もれてしまっていた150の名曲をお馴染みの“玉木節”で楽しく紹介。
試験傾向を徹底分析し、頻出の重要過去&予想問題を収載。再チャレンジ試験にも対応。総仕上げには、平成20年度本試験問題と予想模擬試験で本番をシミュレーション。
平成4年度から平成20年度の過去問を収録。
エミール・ゾラとポール・セザンヌが無二の親友であったことは、たんなる芸術家同士の友情物語にとどまらない。その友情は、近代美術の革命の方向を決める光でもあった。本書は、セザンヌとゾラの絶交の理由に新知見を見い出し、二人の芸術と印象派運動を再検討するものである。
突如、現れた地獄の“鬼”により、地上は瞬く間に阿鼻叫喚の地獄と化した。なすすべのない恐怖から、快楽を貪るだけの人間をたんたんと嬲り殺す鬼達。憎悪の文学を確立した傑作「狂鬼降臨」。誰一人死ぬことが不可能となった世界を描き、著者自ら「狂鬼降臨」の一環と語る「地獄の釜開き」。全身が腐る病、退廃病。男にのみ感染するこの病の感染源は女だった…「呪縛女」。飛び散る脳漿、溢れる体液、あなたは友成純一の世界を黙視できるか。
中世都市から近代都市へと生まれ変わる19世紀末のバルセロナを、都市計画、万博、芸術運動など様々な現象から読み解く。
本書は世界の城と要塞をテーマに、先史時代から20世紀に至る各時代における城塞建築と防衛についてのさまざまな新技術を眺める世界一周の旅にお招きする。ケルト時代のアイルランドのダン・エンガス、中国の万里の長城、中東のアレッポ城、中世ヨーロッパのケルフィリー城、カルカソンヌの城塞都市、インカ時代のサクサイワマン、インドのマハラジャたちが建てたアンベールの城塞宮殿、築城家ヴァーバンが設計・建造したブレー城、刑務所に転用されたアルカトラズ、「大西洋の壁」の沿岸防衛建造物などを紹介する。
マティス、ランボー、コクトー…文人・画家ゆかりの町を行くー芸術家たちの足跡と、知られざるエピソード。