圧倒的な緻密さを誇る官能的な美少年・美少女作品と、ウェブ連載で書きためたエッセイをもとに、幻惑作品の源泉に迫る。
街中にこんなに科学技術があふれかえっているのに、私たちは科学に対してある距離感を感じている。それはなぜか?本書は、芸術、文学から介護、はたまた政治など異分野の第一人者たちが、科学とどう接しているか、科学についてどう考えているかを探り出す試みである。脱線、寄り道も無駄じゃない。生活現場の実感と科学技術の普遍とを行き来する一二の対話のなかに、今まで気づかなかったものが見えてくる。
イラストと表現がセットだから、アメリカ人と指差しで会話ができる。旅に役立つ単語を「見たい!!」「食べたい!!」「買いたい!!」「行きたい!!」に分類。すべての表現に、発音のカタカナ表記とアクセント表記がついてくる。日丸屋秀和USA体験コラムも収録。
ボーナスだけでは社員のヤル気はアップしない?なぜ女性の所得は男性より低い?経済学の最先端の姿が正確にわかる。
生命科学は、どのように私たちの生命観と関わっているのか。生命科学は、どのような生命への眼差しを内包しているのか。「生命を理解する」「生命について考える」とは、どういうことなのか。つくりながら見えてきた“生命”の本質。
日本の全人口の約一割が暮らす東京。そこには自由な発想力を武器に“たった一坪”をあたかも巨大な土地のように使いこなす達人たちがいた。中野の駐車場で植物を育てる人。新宿の一角で宝くじを売る女性。世田谷で精巧なミニチュアを作り続けるピアノ修理士。建築探検家の著者が、カメラ片手に彼らの生活を突撃取材!既存の土地の概念を軽々と飛び越えて“暮らす”ことの本質に迫った一冊。
人は古代から心と身体を癒すのに、温泉を積極的に活用してきました。ただ、温泉にも天然と人工があり、また泉質によって効能が変わります。そこで本書では、温泉とはなにかという基礎知識から、物理的効果や成分による違い、代表的な入浴法、飲泉やタラソテラピーといった活用法、さらには温泉の歴史から温泉土産まで、温泉を10倍楽しむために役立つ知識を解説していきます。
全問入魂、すべての問いに応えます!本当に見たままでいいんですか?裸体作品がハズカシイ、ヨーロッパばかりでずるい、芸術家の仕事の成功と失敗の判断基準は?などなど33名の37問。
こんな神社に行ってみたい!全国10万の神社から目利きが厳選とっておきの“神様の家”。神々に会える名社を巡るガイドブック。
生命現象の核心を解くキーワード、それは「動的平衡」。哲学する生物学者が問う生命のなりたち、ふるまい、ありようー流麗な文章でつづられる、福岡生命理論の決定版。
あなたは、自分が夜空に輝くあの星たちと共通点を持っていることや、月がなぜいつもそこにあるのか、などについて思いを馳せたことがありますか?惑星のすばらしいダンスや、過ぎ去っていく時間のこと、そして森羅万象の原理について、考えてみませんか?この世界は、あまりにもふしぎに満ちています。私たちは、今までになく複雑化した文明の中で暮らしていますが、そこには美しいもの、そして、「どうやって」「なぜ」という問いの答えに出会う幸せも存在しています。ニューヨークタイムズのベストセラー『翻訳できない世界のことば』の作者による本書は、繊細な思考の広がりとイメージ豊かなイラストによって、宇宙のふしぎへの探検にあなたを誘います。私たちのすぐそばにある、おどろくべき原理や法則、現象に光を当て、心を震えさせてくれるのです。
20世紀初頭、ヨーロッパをセンセーションの渦に巻きこんだ「バレエ・リュス」。美術とダンス、音楽、文学、ファッションなどが結ばれてできた“総合芸術”が、モダン・アート史に大きな変革をもたらした。芸術世界を華やかに彩った「バレエ・リュス」の魅力と全貌を、ロシアの世紀末“銀の時代”から、「バレエ・リュス」や同時代の舞台・衣裳デザイン画など約700点とともに紹介。
私は“水彩画”を描くのではなく、“自分の絵”を描いているんだー世界中にファンを持つ水彩画家が、水彩画の“常識”、技法書の建前を一度横に置き、Q&A方式で本音を綴った画期的指南書。もっと自由に、もっと楽しく絵を描き続けるためのヒントが満載!作品120点以上を掲載。
「疫病船」ほか、「獣舎のスキャット」「水底の祭り」など、単行本未収録作品4篇を含む恐怖ミステリ・全10篇。狂気に憑かれた人々が犯す犯罪を異様な迫力で描いた、直木賞作家会心のクライムノヴェル傑作集。
本書は、「書は美術ならず」以来の書論を再検討し、甲骨文から前衛書までを読み解いて、言葉の書体としての書の表現を歴史的、構造的に解き明かす。
平凡な生活に疲れ学生時代を懐かしく思う清太郎は、往時の行きつけのスナックに足を向けた。しかし、まさかそこで昭和42年の世界に紛れこんでしまおうとは。ノスタルジアに満ちた「1967空間」をはじめ、「おもいでエマノン」「梨湖という虚像」など、SF短篇の娯しみを満喫させる全12篇。発表と同時に古典となった、まさに珠玉のデビュー作「美亜へ贈る真珠」から、単行本未収録の最新作「トラルファマドールを遠く離れて」まで、梶尾SFの粋を初めて集大成した、リリカルロマンの傑作集。
本書には初期の事件簿8篇を収める。さらに単行本未収録の犯人当て「横丁の名探偵」を巻末に特別収録。