過去問の徹底分析から導き出された頻出テーマだけで構成されています。「1ページ1テーマ」で重要なポイントに絞ってまとめています。
気ままに生きる好青年江見次郎が、偶然に幼女ミチルを押しつけられながらも、晩秋の東京に殺人者を追う叙情豊かな傑作長篇「枯葉色の街で」。戦争の爪痕が20年後に悲劇を生む単行本初収録の中篇「炎いろの記憶」、幼稚園児が描いた絵が謎を呼ぶ「空色の魔女」見知らぬ老人から届いた招待状から始まる恐怖の復讐劇「赤と白の賭け」!いずれも本格の骨格を備えた推理小説全4篇。プラス著者自身による貴重な作品ノートも収録。
平成4年度から平成23年度の過去問を収録。
皇帝から科学者までを虜にし、さまざまな産業や文化発展の底力ともなった、錬金術の真実の姿とは?その歴史や理論、実践法などを最盛期である16・17世紀を中心に、歴史の謎を明らかにする。本邦初公開図版多数。
水、米、果物、酪農、水産…自然の宝庫フクシマで起きた取り返しのつかない原発事故。いま、本当に守るべきものは何なのか。
一人の男が名古屋の墓地で殺された。やがて浮かび上がってきた容疑者は3人…が、事件当日、東京や静岡にいたという容疑者たち。鉄壁のアリバイは崩せるのか?鬼貫警部・丹那刑事のコンビが登場の「アリバイ」、山奥のヒュッテで起こった殺人事件「白樺荘事件」、資産家の細菌学者を襲った奇妙な殺人事件「悪魔の灰」…など未刊行作全7編!巻末には作品解説のほか、昭和30年代当時「私だけが知っている」のシナリオ作家として鮎川哲也とともに活躍した、夏樹静子のインタビューを特別収録。
革命運動で七回逮捕された。獄中で読んだ吉田松陰の墓前で、「昭和の松下村塾」を作ることを誓う。後年京都造形芸術大学を設立、さらに縄文の故郷である東北の地に東北芸術工科大学を設立した。「芸術と教育こそが平和を支えるのだ」という信念に貫かれた徳山詳直の初めての自伝。
セミが素数年に大発生するのはなぜか?ホメロスがオデュッセイアを書かなかったと立証できるか?ひとつのケーキを遺恨なく3人で分けるには?答えは数学にある。
フランスの全寮制芸術学院の舞台芸術学部の花形・ダニエルは、寮でも一人部屋を与えられる特別待遇だったが、ある日、自室で一人の生徒を預かることに。その生徒は中庭で雨に濡れ、倒れているのを彼が発見した、バイオレットの瞳を持つオスカーだった。相部屋生活の難しさを感じはじめた嵐の夜に、オスカーにキスをされ、ダニエルはその豹変ぶりに驚く。オスカーがひた隠しにする秘密とは。
世界は劇的に変化しているのに私たちは一向に変わろうとしない。変化に弱いのは人のもってうまれた原質でしょうか?世の中の根っこにある「ひとの方則」を見すえるエッセイ集。
あの頃の「粗食」が満たしてくれたのは、お腹と心だけではなかった。生きるために必要な人との絆そのものだった。著者描き下ろし挿画58点掲載。
現役金融マンが見つけたマネーシステム=仮想現実世界の恐ろしいカラクリ。
イタリアGKコーチ協会会長、現役コーチ、イタリア代表選手、さらにはイタリアに留学し現地の練習を体験してきた日本のプロコーチや日本代表の権田修一らに密着取材。現地に行かなければ得られない、本場のノウハウを1冊に凝縮。サッカー史に残る名選手を輩出するGK王国の神髄に迫る。