“裸のマハ”からロダンまで、春画からグラビア写真まで、古今東西のヌード表現をめぐる大談議の始まり始まりー2人初の対談集!
芸術とは、たとえばオフィスに一輪の花が飾られ、それを見て誰かが美しいと感じるときに生じるコミュニケーションなのです。「人生最大のピンチは?」「子どもの感性を伸ばす方法は?」さらには、「モナリザのどこが偉大なの?」時代の最先端をゆく芸術家の問答集から浮かび上がる芸術の本質とは。
二〇〇七年度のビジュアルデザイン学科における祖父江慎、藤田重信、加島卓、鈴木広光の四氏による「特別講義」をまとめたもの。
松任谷由実、リリー・フランキー、菊地成孔、内藤礼、いとうせいこう、佐藤雅彦、天野祐吉…各界きっての実力者11人のクリエイティブな脳に、茂木健一郎が対峙する。懐かしい記憶が、社会への違和感が、自らへの信頼と不信が、思いもかけぬ互いの言葉を導き、異能同士のセッションを加速させてゆくーいつしか深い「気づき」に誘われる、人生へのヒントに満ちた刺激的な対談集。
文武両道の中高一貫校・那賀市桃李学園。その高等部の一角にある古ぼけた洋館は、園芸部、演劇部、思想研究会、和琴部といったマイナー系文化部の部室が集まり「マイナークラブハウス」と呼ばれている。部員たちはそれぞれ超個性的なのに、意外と仲がよく団結力もあり、けっこう楽しそうなのだが!?友達が多い人も少ない人も、なぜか「うらやましい!」と感じる、コミカル&しみじみ系学園小説。
福岡ハカセが生命と記憶をめぐる長い旅の末、たどり着いた、清冽なナチュラリスト宣言。
ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ(VTS)はアメリカの教育現場で徐々に浸透し成果をあげつつある教育法である。元ニューヨーク近代美術館教育部部長フィリップ・ヤノウィンが書きおろした、美術界・教育界待望の一冊。「何が起こっているだろう?」「どこからそう思う?」「もっと発見はある?」3つの問いかけからはじまる美術鑑賞が、教科の枠を超えた学力を深めていく!授業が変わる!子どもがのびる!全教科に使える学習法。
未知の巨大ウイルス、記憶に作用するホルモン、NYの片隅のフェルメール。かつてこの街で科学を学んだ、今、この街で芸術にふるえる。
なぜ俳優は舞台で緊張しないのか?人前に強くなる!日常で自分の殻を破る!“瞬間的緊張”と“慢性的緊張”をとるための演劇的アプローチを大公開。「俺はこんなもんじゃない」と泣く主人公を元大物女優の“ママ”が指導する抱腹絶倒の物語でナビゲートします。
火星にある水沢総合事務所ー「通称・やっかいごとよろず引き受け業事務所」に就職したあゆみ。“やっかいごと”解決のプロとなるべく修行中!ある女の子のボディガードをせよという依頼がくるがそれはあゆみ本人のことで…!?表題作ほか書き下ろし「中谷広明の決意」、新あとがきを併録。
ルーヴルもオルセーも大好きです。オランジュリーもポンピドゥも行きました。そんなちょっとパリ通のあなたにおすすめする個性派ミュゼをたっぷり紹介します。街中にひっそりたたずむ歴史ある邸宅、アトリエや元修道院をぶらりと訪ねたり、少しだけ足を延ばして郊外の現代アート系や古城美術館で半日遊んだり。二度目三度目のパリでは、住人たちがこよなく愛する“ふだん着の美術館”で、とっておきの時間を過ごしてみてください。
20世紀は映像の世紀である。映画や写真などの複製芸術はどんな可能性をはらんでいるのか。巨大な思想家ベンヤミンの刺激あふれる先駆的映像芸術論。
ロマネスクの教会、ゴシックの大聖堂から、アール・ヌーヴォーのアパート、キュビズムの住宅に至るまで、時の流れに抗していくつもの建築様式を残してきた街、プラハ。その独特の魅力をさがして街を歩いてみようー街並みと人々を語りながら、随所に建築史家の目が光る、ユニークな案内書。
宝くじ売場、パラソルの靴みがき屋…。「起きて半畳」を広大な空間にする達人、あふれる情熱と個性の結晶を、建築探検家が体当たり取材。狭い日本をとことん面白くするヒントが、ここにある。「コンパクト建築」探訪記。
ここ10年間で誕生した大いなる記録100を振りかえる。