漱石から山口百恵まで、デカルトからアインシュタインまでー「幸せ」のありかを追い続ける、“名作のことば”と“宇宙の法則”。両者が様々に交錯して息もつかせない「科学で読むドラマ」の開幕。
中世都市から近代都市へと生まれ変わる19世紀末のバルセロナを、都市計画、万博、芸術運動など様々な現象から読み解く。
本書は世界の城と要塞をテーマに、先史時代から20世紀に至る各時代における城塞建築と防衛についてのさまざまな新技術を眺める世界一周の旅にお招きする。ケルト時代のアイルランドのダン・エンガス、中国の万里の長城、中東のアレッポ城、中世ヨーロッパのケルフィリー城、カルカソンヌの城塞都市、インカ時代のサクサイワマン、インドのマハラジャたちが建てたアンベールの城塞宮殿、築城家ヴァーバンが設計・建造したブレー城、刑務所に転用されたアルカトラズ、「大西洋の壁」の沿岸防衛建造物などを紹介する。
新体操におけるスポーツと芸術の関係を、20世紀社会主義国家の動きとともに解説した学術書。芸術性を求め続けたブルガリア元世界チャンピオン、ベラ・アトキンソン氏のインタビューを収載。
国家・地方公務員など各種初級試験に対応!科目ごとに出題傾向と学習方法をアドバイス。「ココがポイント→基礎問題→実戦問題」の3段階学習。
終始不可解な音の連続で美しさも楽しさも感じられない音楽、何を表現しているのか理解できない絵画、ゴミとしか見えない作品…なぜ現代芸術は美的体験からほど遠くなってしまったのか?脳科学と動物学の成果にもとづいて、今日にいたる芸術の歴史をつらぬく原理を解明。
知的財産法の面白さを実感、応用力が養える演習書。
一般教養&専門試験(頻出問題を徹底演習)、面積&作文対策(自信をつけて自己アピールできる)、新保育所保育指針に対応(2009年4月施行)。全国自治体採用試験実施状況つき。
新たなる「オペラ学」の胎動!多角的な視点で捉えるオペラの本質。創生期から現代まで、音楽、演劇、映画、文学、歴史、思想などさまざまな分野を横断し、多面的なオペラの魅力を提示。オペラ研究に新たな視座をもたらす「オペラ学」確立を目指した画期的な1冊。
普段何気なく使っている椅子!でもそこにはとてつもない工夫や、デザイナーの秘めた思いが隠されているのです。
世界の涯てへ。ことばのテロルは向かう。暴力としての言語。事件としての書物。機械仕掛けの俳優。行動する観客。鏡の引力、円環の迷路、仮面、変身、地獄、夢、愛。ボルヘス、アルトー、ル=クレジオ、…と縦横無尽に世界の謎を解読、来たるべき書物の世界を開示する。
ルートヴィヒ2世からヒトラーさえも巻き込んで、バイロイトの継承問題は、もはや世界史となった。ワーグナーの作品を、世界的な文化遺産に高めることのできたドイツ人とドイツ文化までもが見えてくる、芸術の王朝を築いた巨人ワーグナーと、その一族の物語。
世界最高の指揮者ムラヴィンスキーの、英語で書かれた初の本格評伝の日本語版。ショスタコーヴィチとのほぼ四十年に及ぶ友情、西側のさまざまな音楽家との知られざる交流、ソ連国内や外国での演奏の絶賛ぶり、ソ連共産党の陰謀めいた嫌がらせとの確執、四人の妻それぞれとの愛ー巨匠の全生涯と、全音楽活動を詳細に追跡する。
日本最古の庭作り指南書「作庭記」の現代版にして究極の庭作り芸術論。または、作家はいかにして花々を愛で、庭作りに異常な愛情をそそぐようになったか。
マボロシの雑誌『季刊フィルム』『芸術倶楽部』一挙解凍。1968年10月〜1972年12月に刊行された『季刊フィルム』(全13号+臨時増刊「アニメーション特集」号)、1973年7月〜1974年6月の間に第9号まで刊行された『芸術倶楽部』(いずれもアートフィルム社発行)の2誌に掲載された記事をセレクトし、そのまま再録したもの。
すべて宣伝と考えれば、中国の謎に合点がいくー著作権侵害/反日/食品問題…がわかる。
軍国主義から共産主義へと移ろう時代の風に対しつねに反語的精神で佇ち、ルネサンス研究始め知の領域へのあくなき探索の道程で、「批評家と歴史家との幸福な結合」(三木清)を体現した林達夫。若き日の天稟を示す「歌舞伎劇に関するある考察」、ダ・ヴィンチ「聖アンナ母子像」の深遠な謎に果敢に分け入るスリリングな論考「精神史」、最晩年の「遊戯神通の芸術」等、林達夫の核心ともいうべき“芸術へのチチェローネ(案内)”二十一篇。
最新研究をふまえてダ・ヴィンチの生涯を解説。科学、芸術、軍事などに発揮された幅広い才能を分析。手稿に残されたスケッチから読み取る思考の軌跡。名画に仕掛けられた数学的な秘密。技術的裏付け、時代背景、影響などもコラムで詳述。ルネサンスが生んだ叡智の巨人レオナルド・ダ・ヴィンチ。時代を超え人々を魅了する天才の根源とはなにか。