日頃何げなく使っている文房具の表情を、軽妙な語り口で活写した楽しい文具談議。あわせて、食いしん坊を自認する著者が、全国各地の味覚を訪ねた「百味雑記」を収載。
いま私たちは、「理解し」「感じ」「学び」「発見し」「創造する」機械をつくることに、どの程度成功しているのか-。「知能をもつ機械」が、いま、これから、私たちにもたらそうとしているものはいったい何なのか-。人工知能とは何かが最もよくわかる。読んで楽しい本。
マナーを守ることは、人生をより心豊かで、幸せに生る秘訣なのです。女性は美しくありたいと誰しも願いますがルールを守らない生活は、美しい姿とはなりません。人を愛することは自由にできますが、人から愛されることは自分の思っているようにはいきません。いくら愛されたいと熱望しても、誰からも愛されないということもあるのです。どうすれば人によろこんでいただけるかといつも心掛け、男性としての魅力、あるいは、誰からも愛される女性になりたいと念願し、そうなるための努力をしてみましょう。
芸能の史的点描により古代の貴族、中世の庶民、近世の町人の哀歓を探る。劇場に集う観客に日本文化の特質を見る。不立文字の茶の芸能は、茶の間の聞書、口伝により茶書を伝えた。茶道を芸術の一つとし、新しい茶道史を提供する。
愛の不在をこばむ孤独なまなざしは、見ることのできない彼方をみつめ、そよぐ風の予感につつまれて、遠い未来の記憶をリリカルに謳う。気鋭の詩人画家水島哲雄初の詩画集。
国宝「秋萩帖」は小野道風の、果して真筆か。一閨秀の実像を十世紀の闇に追い求めながら、不思議の恋は千年の時空を紡ぐ。