「週刊アロー」の記者高坂昭吾は、台風の夜、子供がマンホールに落ちて死亡する事件に遭遇し、その時知り合った高校生稲村慎司からふしぎな話を聞いた。慎司は超常能力者なのか?数日後、高坂は慎司の従兄織田直也の訪問をうけた。彼もまたサイキックか?そんなある日、高坂の昔の婚約者が誘拐された。しかも犯人は、高坂に身代金を持参せよというのだ。一方、慎司は何者かに襲われ重傷を負った。事件は次々と意外な方向に進展する…。
魅惑に満ちた先史時代の人々とその暮らし方を紹介する、心ときめくオリジナルな図鑑。先史時代の人々の道具、武器、装飾品、衣服、さらには彼ら自身の遺骨の迫力ある実物写真によって、この400万年の間に人類の生活がどのように変化してきたかを“目のあたりに”見ることのできる、ほかに類のないガイドブックです。
本書は、世紀の解体者、創造者、そして風俗壊乱者ダリの1930年代における極めて重要な芸術論集である。「偏執狂的批判の方法」は、ポスト・モダンの思想地平を予言したばかりでなく21世紀芸術の手引となるに違いない。
自由研究のヒントがいっぱい。図工・家庭科・音楽・理科・社会・国語がでています。絵本のような楽しいイラストで、つくりかたや、調べかたをわかりやすく解説します。教科別の分野をこえて、興味を持ったものを、ぐんぐん追求する「発展」もあります。
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1部の有閑階級の独占物であった絵画を、広く“ブルジョワ公衆”のものに転化させようという、19世紀中葉の美術革新期にあって、その最も尖端的なイニシアチヴをとったのが、美術批評家ボードレールであった。批評家の任務とは、芸術家の創造する美をその享受者たるべき広衆に啓蒙することである、との考えに基づくボードレールの批評活動を、ドラクロワ・クールベ・マネらとの交渉を軸にして詳細に論考する。
オペラ博士、宮沢先生のオペラシリーズ、第2弾。この本を読めば自然にあなたはオペラ通になれます。オペラを楽しみ、語り、外国オペラを観るについての最適のガイド・ブック。
ありそうでなかったチェコ人と話せる本、出ました。場面別の豊富な例文がきっとお役に立ちます。もちろんテープもついて耳ならしもバッチリ。さあ、これでチェコとなかよしになろう。
メセナ、フィランソロピー,企業文化etc.芸術文化と社会の新しいかかわり方が注目される現在、芸術の下部構造、パトロンの歴史、国別の文化支援の比較、Ciや冠コンサートの分析等を通して、90年代文化の底流を探る。
録音制作の原理、現場の実際的テクニックから、複製芸術のあり方や理想まで、全体像を提示します。音楽とオーディオのファンから、プロをめざす録音制作者まで、お読みいただけます。
メランコリー。人間の体内に存在する四つの体液の一つである黒胆汁によってもたらされ、土星の下に生まれたものの運命であるとされる。そして、それは人間を憂鬱におとしいれ、その意識を鈍磨させるとされた。古代ギリシアに淵源するこの体系は、西欧の自然哲学、医学・宗教、芸術の根幹に脈々と流れ、それらに大きな影響を及ぼし続けた。ピタゴラス学派、アリストテレスから、中世アラビアの占星術師、ルネサンスのネオプラトニストを経て、北方ルネサンスの巨匠デューラーに至るまで、この体系の起源と展開を精細にあとづけ、近代思想によって駆逐されたかに見える、破壊的なまでに洞察力にみちた人間観を発掘、まさにヴァーブルク学派の代表的成果というにふさわしい大著。