本書は、クヌース先生の著作およびクヌース先生の仕事に関する解説の中から、プログラム論、アルゴリズム論、TEXプロジェクト、文芸的プログラミングの4点をそれぞれ1〜4章として採りあげ、最後の5章にクヌース先生の生活のインタヴュー記事2本を添えた。
本書は建築の形式美学であり、経験科学といわれる心理学的美学の立場から、建築美を体系的に、しかも平易に論述図解し、できるだけ実務(デザイン)に直結するように解明したものである。
本書は、スペイン建築を理解するための最良の理論書であり、古典とも言える著作である。特にイスラムという東洋建築との比較において、西洋建築一般をも理解させてくれる。スペイン建築の他、中南米建築とアルハンブラ宮殿の緒論も収める。
印象派の実証主義に反抗したマチスのフォーヴィスムやムンクの内面表現の影響下に誕生したドイツ表現主義。その発生の土壌となった世紀末ドイツ美術の動向を概観した後,ドレスデンやウィーンなどの表現主義各派の特色を考察し、詩、絵画から演劇、建築へと重心を移行させた第一次大戦後の変貌に言及する。本邦初の本格的表現主義論。
「壁」なき世界の文化状況を走査する椹木野衣、衝撃のデビュー。世界は、それを手当り次第にサンプリングし、ずたずたにカットアップし、飽くことなくリミックスするために転がっている素材のようなものだ。90年代の文化理論。
今、注目の環境作品。人類学的方法からの、音楽、建築etc.ジャンルをこえる試みをポスト・モダンの潮流に位置づける。
世界14人のノーベル賞科学者が、自らの研究の軌跡と哲学を語り、来るべき世紀の世界像を喚起する。
壁を本で織り上げたような図書館。聴衆を燦然と照らす音楽堂の光天井。ガウディやオルタの住宅建築にみる、“芸術空間に棲む”営為。ヨーロッパの都市と住宅のインテリアに、近代精神の発露を探る。
本書は、英語の意味・用法・成り立ち・由来・変遷などの理解ばかりでなく、英語圏特にアメリカ人の生活・暮らし・文化、そして物の考え方など、様々なことが言葉を通して身につけられるようになっています。
書の未来を切り拓く豊富な新資料と新研究。新発見の資料を盛り込んだ最先端の研究成果に、古典作作品も網羅。作品中心のヴィジュアルな誌面、難解な用語をさけ、分りやすく解説。
今世紀美術史学の牙城ヴァールブルク学派の巨星が、芸術と進歩理念を考察し、芸術家の創造も芸術批評や理論など、ある一定の歴史状況に規定され、作品も影響を受けざるを得ない、という命題を立証した名著。