「何のための芸術か?」メニングハウスの問いは、ダーウィンの進化論美学へと行き着いた。近代的制度としての芸術および芸術家が生まれるはるか以前、太古の昔に人間の技芸はいかなる機能を担っていたのか。著者による全面的な改訂がほどこされた決定版。
アントニ・ガウディのあっと言わせる、色鮮やかな建築を見るために、世界中からスペインに旅行者が訪れます。地球上でもっとも個性的な建築家の世界へようこそ!
今や文化事業にも不可欠のマーケティング。文化施設関係者や学生にも必読の書。
ユング派芸術論、新装復刊。集合的普遍的無意識の立場から、創造的人間ないし創造的過程について鋭く分析し、現代芸術に現れる現代人の心の状況について巨視的に展望する。ユング派芸術論を理解する格好の書。
創業170年を迎えた老舗出版社の比類なきアーカイブの結晶!ラルース百科事典を彩る挿絵画から、美と驚異の世界へ誘う70点を収録。知的好奇心溢れる人なら年齢を問わず、本書に学び魅了されるでしょう。深海、原生林、公園や庭園の秘密を探求し、そこに生きる小鳥や甲殻類、猛禽類や蝶類と出会いましょう。画家のアトリエやガラス職人の工房のページを訪ねてみれば、美しいイラストの数々が、学術的記述と味わい深い挿話とともに、古き時代の科学や技術の世界を垣間見せてくれます。
印象派の画家たちは、古典的な絵画の刷新を夢見ていました。そして、賭けに勝ちました!戸外で自然を描くことと、現代の生活を描くことを好んだ画家たちの世界へようこそ。
見たい!知りたい!大画家たちの人生と作品。力強い画面とあざやかな色彩で、世界中の人の心をつかみつづける。フィンセント・ファン・ゴッホは、27歳のとき、絵に人生を捧げる決心をしました。黄色がお気に入りの色でした。そして、風景、普通の人々を好んで描きました。彼の絵は、生きているあいだに1枚しか売れませんでした。この大画家の世界にようこそ!
幕末に来日した外国人たちがこぞって驚くほど、日本には裸が溢れていた。理想化されない自然な身体イメージを享受してきた日本人は、江戸末期に初めて西洋の理想的身体であるヌードに出会い、近代化の過程で葛藤と苦難を体験する。本書は生人形や淫靡な錦絵を生んだ幕末の驚くべき想像力、日本という環境で日本女性を描こうとした洋画家たちの苦悩、戦後日本中に乱立したヌードの公共彫刻、海外で高く評価される日本独自の身体芸術・刺青など、さまざまなテーマを横断し、裸体への視線と表現の近代化をたどる異色の美術史。文庫化に際し大幅な加筆を行った増補版。
見たい!知りたい!大画家たちの人生と作品。だれにもまねのできない光の表現。永遠の美しさを描き出した奇跡の画家。ヨハネス・フェルメールの作品は、あまり残っていませんが、彼は世界でもっとも有名な画家の一人です!“真珠の耳飾りの少女”や“牛乳を注ぐ女”という、絵の歴史のなかでもっとも知られた作品を描いた画家の世界へようこそ。
「黙って言われるがままに美しくポーズをとっている」というミューズの神話は崩壊した。作品の製作にたずさわり、作家の方向性を決定づけ、美術史に残る名作を生み出す力となったミューズの真相と功績を解き明かす。
オーケストラはなぜ黒字を維持することが難しいのか?直面する経済的課題と対応する戦略を、データにもとづき統合的かつ詳細に分析する。
宗達、光悦、等伯、永徳、光琳、国芳、北斎…。世界に知られた巨匠たちを新たな視点で読み解く。日蓮生誕800年の今、“法華美術”の可能性を考える。