レオナルド・ダ・ヴィンチは、歴史上最高の天才の一人と見なされています。画家でありながら学者でもあったレオナルドは、ごくわずかしか絵を描きませんでしたが、それらはすべて美術史上の傑作です!イタリア・ルネサンスの大天才の芸術世界へようこそ。
千代紙、便箋、団扇、ぽち袋…季節を感じ、くらしを慈しみ、心をつなげる。「はいばら」200年、江戸からつづく愛しい和紙小物。
二〇世紀最大の思想家ベンヤミンはメディア論・芸術論においてもいまだに最も鮮烈にして核心的な震源であり、いまもその可能性は汲み尽くされていない。「シュルレアリスム」、「写真小史」、「技術的複製可能性の時代の芸術作品」(第二稿)、「生産者としての執筆者」、「叙事的演劇とは何か」、フックス論など重要なテクスト群を第一人者が精選して全面的に訳し下ろした決定版。
早朝、一日のうちいちばん「非社会的」な時間に書き続けられたヴァレリーの言葉。膨大な量のそれは人間の生の実相へと肉迫する。作品が装置であるとはどういうことか。時間と行為の関係とは?詩が身体を解剖するとは?ヴァレリーのテクストから芸術と身体と生の関係を新たに描き出す、著者の美学・身体論の出発点となった力作。
美術鑑賞のみならず教育現場や医療、サイエンスの分野でも評価され、さらにビジネス界にも普及しつつある「対話型鑑賞」を学びたいすべての方へ。30年のうちに変容してきた「対話型鑑賞」を多角的、学際的に議論しつくした全8章。みえてきたもの、みえなくなったものとは…。
2020〜2022年に国内で刊行された、芸術・言語・文学分野の翻訳図書8,123点の目録。「著者名索引(ABC順)」付き
「芸術とは生きること」と言った、岡本太郎は、権威と闘い、常識と闘いそして、自分自身と闘いぬいた。それが太郎の生き方だから。
シルクロードの要路に位置し、石窟芸術の伝播を研究するうえで欠かせない新疆の石窟群(キジル石窟、クムトラ石窟、キジルガハ石窟、シムシム石窟、ベゼクリク石窟など)を、敦煌学の先駆者として名高い常書鴻氏が詳細に調査・分析した研究書の修訂増補版、待望の全訳。