ページをめくるごとに、パリのエスプリを感じる、古代から現代にいたるパリの芸術文化がつまった1冊。ルテティア(パリの古名)の時代から現在のパリ都市圏まで、2000年に及ぶ建築の歴史を含む、フランス芸術とも言い換えられるその膨大な総量から、本書では、拡大した現在のパリ都市圏の中で制作された作品に対象を絞った。
春信の可憐さ、歌麿の妖艶、北斎の硬質さ、広重ののどかさー浮世絵の奥ぶかさや絵師たちのめざしたものを、図版にたよらずに、文章で論じつくした江戸芸術論集。浮世絵という小さな美を手がかりに日本の本質をさぐった一冊。
涙雨、利休鼠の雨、雨燕、雪消しの雨、万糸雨、降りくらむ、鬼雨、月時雨、空知らぬ雨、梅雨葵…雨にまつわる美しい言葉たち。
大きな流れを理解。効率的に暗記。挑戦!良問演習。地理・思想・文学芸術でライバルに差をつけろ!完全対策All in 1テキスト。
丸木位里・俊“原爆の図”、ベン・シャーン“ラッキー・ドラゴン・シリーズ”、こうの史代“夕凪の街 桜の国”、ヤノベケンジ“サン・チャイルド”-1945年の広島・長崎への原爆投下から2011年の福島原発事故まで、核はどのように表現されてきたのか。忘却に抗い、核の脅威を視覚化し続けてきた「非核芸術」の系譜をたどり、人間と核との関係をあらためて問い直す。
身体現象を空間と建築との関連で解き明かす、哲学史への画期的寄与。身体が自らの廻りに空間を開くことを現象学的に証明し、建築の形態化する空間が「生きられる空間」であることを証示して、ハイデッガーの存在思想を身体現象に向けて超えていく意欲作。
視覚の形成と遠近法と錯覚の世界。錯視芸術の図版を多数掲載。
「自分の眼」でものを見る力を養う39のヒント!おすすめの美術館リスト100。
「数学」といったら公式や記号だらけで味も素っ気もないものだと思っていませんか?実は、数学と私たちの生活は意外なところで繋がっています。例えば「5×2」と「2×5」の違い。映画館にペアシートが5つだと5組のカップルが座れます。5人がけの座席が2つだと、1組のカップルは離れ離れに。つまり、かけ算は順番が大切なのです。他にも身近な事例が満載。
住まい手が、「家」を「住まい」に育てあげる。日々の暮らしと制作活動が分かちがたく溶け合うアーティストの住まいには、「家とはなにか?」の答えがひそんでいる。生活と制作活動が渾然一体となったアーティストの居住空間を住宅建築家の中村好文が訪ね、その魅力を解き明かす。
何度でも騙されたくなる視覚のエンターテイメント。ウラジーミル・クッシュ、ベヴ・ドゥーリトル、リウ・ボーリン、エリック・ヨハンソン、会田誠など、古今東西のさらなる関連アートを収載した『錯視芸術図鑑』に続く第2弾。