大衆の夢をデザインしたモダニズム。スクリーンのなかの都市は、人々の希望としての未来像。映画セットは建築家の実験の舞台でもあった。ミース、コル、ライトらを160点あまりの画像で検証する建築のメディア論。
「複製技術時代の芸術作品」はベンヤミンの著作のなかでもっともよく知られ、ポストモダン論の嚆矢とも言われてきた。礼拝される対象から展示されるものとなり、複製技術によって大衆にさらされるようになった芸術。アウラなき世界で芸術は可能なのか。近代に訪れた決定的な知覚の変容から歴史認識の方法を探る挑戦的読解。
陶芸をはじめようとする人が陶芸関係の学校・施設を選択するための手引き書。学校・施設として、大学、短期大学、高等学校、指導所、研究所、研修所、専門校、陶芸教室・その他の情報と、さらに公募展情報も収録した。
本書は、「備前」の作り方を、第一線で活躍する備前作家を講師に招き、基本から本格テクニックまでを一冊にまとめた技法書。とっておきの焼成データも付けた。
インタラクション・デザインとは、プロダクト(工業製品)としてのコンピュータ誕生とともに生れた概念・領域。ヒューマン・コンピュータ・インターフェイス(HCI)やグラフィック・ユーザー・インターフェイス(GUI)などは、もっぱら使いやすさと機能性を追求する。一方、ダン・アンド・レイビイが標榜するクリティカル・デザインは、プロダクトの人間への適合や機能の最適化を目的としない。むしろ、先端技術(遺伝子工学や環境技術ほか)が日常生活に入り込んだ近未来の出来事を予測する。それを受け取る人間の感情を、不安や疑念をあからさまに描き出そうとする…。2012年春、神戸芸術工科大学はスプツニ子!氏を客員教授に迎え、大学院で「インタラクション・デザイン・プログラム」が始まります。楽しく、知的で、スリリングで、ポップなワークショップが展開されます。
自分が変われば周囲も変わる!新鮮、かつ強烈な価値観を教えてくれる一冊。