あなたの舞踊の先生は、そのまた先生はどのような踊りを踊ったか…。文中多くの舞踊批評家の証言をちりばめ舞踊とはいかにあるべきかなど、激動の70年間身をもって生きてきた一ジャーナリストが回想する畢生の書。
ヨーロッパのバレエの発生の歴史からわが国のバレエ創生期のパイオニアの人々の功績、戦後のバレエ界発展の経過とその課題を語り、正に最適のバレエへの手引書となっている。
舞踊家、研究生、父兄、愛好家必読の書。待望の「私の舞踊史」著者70年の労作完結。昭和34年より40年までの7年間をまとめたもので、舞踊批評家の批評文も引用し、後世に残る記録。激動の70年間、身をもって生きてきた一ジャーナリストが回想する畢生の書。
パキスタンの秘境に潜むカラーシュ族の楽器「ワッチ」は正倉院の御物であった。日本音楽の源流を訪ねた調査団リポート。それを基にプロデュースされたシリーズ10回の音楽会。その数々の感動のエピソードが再現される。
自撮りで綴るドールとお揃いコーデ、日常と旅の記録。
ヘアー、それはたかが陰毛であり体毛に過ぎない。しかし、女性のそれが見えたか、見えないか。見せようとする側と決して見せまいとする側は、泣き笑いかつ死に物狂いの戦いを繰り広げてきた。その攻防の歴史を追うことは、日本人にとっての猥褻観とは何かを突き詰めることであり、否定しようのない日本文化史なのである。
“裸のマハ”からロダンまで、春画からグラビア写真まで、古今東西のヌード表現をめぐる大談議の始まり始まりー2人初の対談集!
とても美しくて、あまりにも深遠で、ものすごく役に立つ。ハマると深い、あなたの知らない数学の世界。娯楽数学入門究極読物!
本書は、ホックニーと、長年の友人で協力者でもある美術批評家のマーティン・ゲイフォードとのあいだで交わされた膨大な会話やメールのやりとりをもとに執筆された。彼らのやりとりに加え、ホックニーがノルマンディーを描いたiPadによるドローイングや絵画の未公開の新作から選りすぐった作品の数々、そしてゴッホ、モネ、ブリューゲルなどの作品が本書を彩る。
創造力と感性の愉悦が召喚する綺想というイメジャリーのエロティシズムの深層を開示するプラーツ美学の精髄。
シューリヒトの生涯において重要な演奏会を、日付、場所、ソリスト、合唱団、オーケストラ、観客、批評、その雰囲気とともに記録する。バロック、古典派、ロマン派、後期ロマン派、現代音楽からなるレパートリーの全容を示す。レコード録音の全体を、重要で貴重な録音を明らかにしながら、記録する。戦争の暗い時代、平和が戻った時代など、彼が経験したすべての時代を振り返ることで、彼の活動を、歴史的な状況から検証する。演奏史上にシューリヒトを位置づけ、人間としてまた芸術家としての生涯を浮き彫りにする。