中国清代の代表的文人・鄭板橋の破乱数奇の生涯を、人情の機微と奇智、諧謔にあふれる54篇の逸話で綴る。口絵に自由濶達な「鄭板橋の書」を特集。
口上「奥様はマゾとも知らず、夜毎雄琴の鞭との遭遇。チン切られた遊びの果ての岡本離婚ゴム。クンニ危うきに近寄りたくて夜這い百まで、月のホーデン寺横町のムーンライト尻撫で。初体験お湯ガスムスに、ああん、あたし、残高ヘンヨー。浪費、息切れに救心、これ税生活の知恵。貞操圏破って地球外妊娠とは。胃の年末も荒れに荒れ、日く、人生とはなん除夜」ついに刊行さる。幻の言葉宝典。
手軽な素材、牛乳パックで作る楽しいおもちゃや生活グッズを、カラーイラストを交え、完全図解。こま、からくりおもちゃなど室内で遊べるものや、フリスビーなど戸外で生かせるものを紹介。
本書では、子どもの発達をどうとらえて援助していったらよいか、道具の種類と使い方について、大人が知っておくとよい基礎知識、課業に役立つヒント、をそれぞれ実例にあわせてまとめてあります。
ポタラ宮はチベット文化の象徴として、世界の人びとから注目されている。ポタラ宮はチベットの労働人民の勤勉さと知恵を集中的に表現したものである。チベット語の文献によれば、十七世紀にポタラ宮を造営した時、全チベットから建築、冶金、絵画、彫刻などの方面の最も優秀な人材を動員したという。その数は1559人に達したとされる。当時の清朝中央政府もまた、大量の漢族、モンゴル族、満州族の有能な人材を派遣した。ポタラ宮の完成はこのように、チベット族を主体として、漢族、モンゴル族、満州族などの民族が心を合わせ、協力して建設した結果ということができる。それはチベット族人民の誇りであるだけでなく、中華民族全体にとっての誇りでもある。
歴史と風土に培われ、伝えられたわらべうたを10〜3月の月別に紹介。楽譜、あそび方だけでなく、発展や知識となる関連事項も掲載。
本書は、自分だけの釉薬を作ってみたい、と思っているアマチュア作陶家の皆さんのための、基礎となるガイドブックです。本書では、まず釉薬の“基本の基本”を学ぶことを目標にしました。そのうえでプロの陶芸家と一緒に、実際に釉薬を作りながら、技術的な疑問にやさしく答えてもらっています。もちろん、とっておきのレシピ(調合)や裏技も初公開し、掲載しました。
歴史と風土に培われ、伝えられたわらべうたを4〜9月の月別に紹介。楽譜、あそび方だけでなく、発展や知識となる関連事項も掲載。
芸術にルールはなくても、まずは知りたいその基本。静物、風景、人物をモチーフに、デッサンの基礎から水彩画、油彩画による作品制作まで、一流作家が本書のために描きおろした14の作品を紹介し、そのすべての制作プロセスを追いながら洋画の魅力を学ぶ。
芸術にルールはなくても、まずは知りたいその基本。土・釉・焼の基礎知識から、手びねり・ロクロ・タタラ・型・飾技法による実技制作まで、一流陶芸家が本書のために制作した作品を紹介し、そのすべての制作プロセスを追いながら陶芸の魅力を学ぶ。
身近な日本文化でありながら、じつは知らない煎茶の世界。小川流家元が自ら、その歴史や文化、茶室や席飾りの美、手前の作法、茶器の魅力などを紹介する。ふだん飲む茶と同じものとは信じられないような新鮮で深みのある茶味をこの1冊で知る。
芸術にルールはなくても、まずは知りたいその基本。幾何学形態や人体、動植物をモチーフに、デッサンの基礎から土、石、木、金属など素材別の制作や塑像制作まで、一流彫刻家が本書のために制作した作品を紹介し、そのすべての制作プロセスを追いながら立体造形の魅力を学ぶ。
芸術にルールはなくても、まずは知りたいその基本。染料の基礎知識はもちろん、絞り染・ろうけつ染・型染・テキスタイルプリントによる実技制作まで、一流染色家が本書のために制作した作品を紹介し、そのすべての制作プロセスを追いながら染の魅力を学ぶ。
柱・壁・床・屋根…。住まいを構成するさまざまな要素を一つひとつ取り出しながら、その形態やそれらが果たしてきた役割に目を向けることで、あらためて住空間とは何かを問い直してみるとともに、地域的条件・社会的条件と住まいのかかわり、身近な例として日本の近代住宅の変遷について考察する。また、集合住宅について、その発展の歴史を、古今東西の代表的な事例をもとにグローバルな視点で論じ、かつ集合住宅とコミュニティという今日的なテーマについて、執筆者が実際に携わったプロジェクトを題材に、地域社会に溶け込んだ集合住宅、地域社会を創造する集合住宅の実際について述べる。
生きている森のなかで木はどのように生長し、その一員として自らの存在をどう位置づけていくのか?ふだん何気なく見ている森の深奥に足を踏み入れて、さまざまな植物たちがせめぎ合い、すみ分けていくプロセスをエコロジカルな視点から探る。また、身近な植物の代表である花を使ったランドスケープデザインについて、その歴史はもとより、使われる花卉の分類、計画・施工・管理など実際の現場で必要とされる知識に至るまでを、分かりやすくコンパクトに解説する。
本書は1999年1月23日〜1月29日、東京都美術館で開催された「’98公募 日本和紙絵画展」出品作品を収録したものです。
ランドスケープデザインに求められるさまざまな要素が凝縮された「庭園」についての知識とその本質について考察し、和風・洋風といった様式の問題へと展開する。また、風土・環境の観点から土地をながめ、造成計画をたてていくランドスケープデザインの手法を、具体例を交えて説明する。最後に、ランドスケープ空間を創造する材料である植物の取り扱いと管理について論じる。
能、狂言、歌舞伎、文楽。世阿弥、近松門左衛門、鶴屋南北。もっともっと身近に楽しみ、味わいたい、日本が世界に誇る伝統演劇の物語とその秘密。劇空間、役者と身体、名台詞と音曲の魅力をこの1冊で読む。
音楽的な働きかけを通して、障害児の発達を促し音楽的表現を育む、創意工夫に満ちた指導法を、豊富な実践経験に基づき具体的に紹介。人間の発達の筋みちに基づいて、からだを動かすことから、見る・見つめること、模倣すること、認識することを経て、手あそびや楽器操作にいたるまでの指導法を、わかりやすく解説。