身近な場所から地球レベルまで、環境について大きな関心が集まり、奥山地域から都市に至る自然環境の計画的な保全・再生・創造が望まれている。本書はランドスケープデザインと環境保全ランドスケープデザインの観点から、土・水・緑の把握手法、保全計画の基本的考えかたや留意点および実現手法についても考察するなかから、環境の保全と計画のあり方にアプローチする。
16人の講師陣が日本画を学ぶ人のために描き下ろし、語り下ろした花鳥画、風景画、人物画の制作の実際と、24人の実力作家による選りすぐりの59点の素描を紹介。広く多彩に深く詳しく日本画の魅力を学ぶ。
芸術にルールはなくても、まずは知りたいその基本。機や糸の基礎知識はもちろん、綴・絣・組織の基礎から着物の実技制作まで、一流染織家が本書のために制作した作品を紹介し、そのすべての制作プロセスを追いながら織の魅力を学ぶ。
1999年10月、東京都美術館で開催された「公募第14回日本和紙絵画展」出品作品を収録。
20世紀を代表する建築家ル・コルビュジェを批判することから、ポスト・モダニストとして自らの建築作法を築き上げてきた著者が、独自の視点で、さまざまな顔を持つ建築のあり方を問い直し、自分自身の空間表現を披瀝する。そして、21世紀における建築、さらには都市のあるべき姿を模索する。
ドラスティックに変貌する現代の社会と文化。今まさに、物質を中心とした文明から網の目状の関係が織り成す情報の文明への転換が進んでいる。その根底的な地殻変動を現代思想とメディア・アートの視座から捉え、情報デザインのフロンティアを探索する。
芸術大学洋画科の授業内容を1冊の本にしました。オリジナリティあふれる絵画表現はいかにしてできるか。素材を知り技法を学ぶ方法は。形と色彩と質感を自由に使いこなすには。絵を描くことの楽しさは自分を発見することだ。
子どもの手・指の運動をうながし、遊びを発展できるように構成された楽しい布のおもちゃを、36種類紹介。やさしい手ざわりで、皮膚感覚や心の発達もうながします。使いやすい原寸型紙18点付き。
本邦初「日仏現代詩共同翻訳」の成果。原書には「アバンチュールAventures」という副題がついている。だから単なる旅行詩ではない。鈴村和成氏は「詩の言葉の時間と、現実の旅の時間とのすれ違い」が主題になっていると指摘している。この「謎解き」ともいうべき詩に、日本の詩人たちがスリリングに挑み、日本語による果敢な解読を試みる。
本書は他の保育内容と並行して進められるように、リトミック指導の展開とカリキュラムを総合的、系統的にまとめたものである。