恐ろしいまでに透徹した分析力ーこれが本書の命である。理論をもてあそぶことはしない。ただひたすらに言語事実の解明を追及する。生成文法の枠組みからは漏れてしまいそうな英語の言語事実にも静かな光を当て、その本質をえぐりだす。
ロック・スターの喜劇。舞台は大阪郊外、家族の“愛”という呪縛、容姿のコンプレックス、性とロックへの背反した欲望…。これはまるで、プリンス主演、「パープルレイン」の新喜劇バージョンか。
文字を覚えはじめる幼児から小学生を対象にしたことば辞典。見出し語2026語をすべてさし絵で表現し、漢字、例文、英語の訳と発音のカタカナを記す。欄外には、そのページに出てくる見出し語の漢字が何年生で習う漢字かを示す表、ことわざとその意味などがある。-絵からことばがどんどん覚えられる、親子で遊び親子で学ぶ。
難しい単語は使わない。一つの文には一つの情報。まずアウトライン、次にディテール。受動態より能動態、否定形より肯定形。アメリカ発、実践派の明快英語による、Effective Communicationへの道案内。
項目数53000、用例68000件収録の学習用英和辞典。文学作品、最新情報関係用語からも項目が採られている。ことばを一つの有機的なまとまりとしてとらえられるように語義の区分と順序を工夫、また用例は系統的に配列した、としている。付録としてかな引き和英辞典、不規則動詞表がある。初版は1954年刊、77年の第4版以来の改訂版にあたる。-生き生きとした多彩な用例を充実。
自由礼讃、偏見尊重、伝統墨守、能率軽視で趣味重視の心情を貫き通すオーウェル、フォースター、チャーチル、チェスタトンなど、典型的英国文人の珠玉の英文11篇。
1945年9月に発売され、3カ月足らずの間に300万部を売り切った幻のベストセラー『日米会話手帳』。わずか36ページの手帳に、当時の日本人はどんな夢を見たのか。その全ページを50年振りに写真版で再現。さらには12名の論客がこの戦後第2位のベストセラーを論じ、語る、文庫版オリジナル。
本書はニーチェ哲学の中心思想である永劫回帰思想を「啓蒙の弁証法」との対比、さらに「魔の山」に登場する人文主義者との対比により、鮮明に描き出し、それによりニーチェ哲学の全体像を捉える。そして、永劫回帰思想の中に啓蒙と神話の和合を展望し、その世にも不思議な臼く言い難い関係を見る。
収録語数8万の英英辞典。口語を多く採用し、基本語3000語には文語・口語それぞれの使用頻度を明示する。日本語による別冊「使用の手引き」付き。-英語辞典の最先端。
英語の戦後50年。英語の鬼才が明かす日本英語界の虚々実々。