手打そば店のように、おいしいそばを打つには、そば粉などの材料の選定から始まり、打つ技術、切る技術…と、いろいろな角度からの研究と技術的な鍛練がいる。しかし、そばを楽しく打つのは、そんなにむずかしくはない。家庭にある台所用品を使って、簡単に打つことができるのだ。しかも、誰でも失敗なく、そばがつながる方法があるのである。本書では、二八のそばだけでなく、生粉打ちや、変わりそばまで打てるようになる、その打ち方を紹介した。
遠野未亜と新見充は、どこにでもいる普通の恋人同士だった。しかし、二人が結婚して半年後に、未亜は自殺を図ってしまう。原因を知った充は…。
もう結婚しか残された道はないー。准男爵令嬢エリザベスは両親を亡くして以来、伯爵夫人レディ・ダンベリーのお話し相手をしているが、3人の妹弟たちと生活するのがぎりぎりで、弟を一族のしきたりどおりに名門校に入れることもできない。誰にも相談できず、悩んでいたある日、図書室で『候爵と結婚する方法』という本を見つけたエリザベスは思わずその本を持ち帰ってしまう。妹にけしかけられ、館にやってきた地所の新しい管理人ジェイムズに本の“極意”を試すことにするが、裕福な男性と結婚する練習だったはずなのに、いつの間にか彼自身に関心をもっていることに気づいてしまう…。エリザベスは知らなかった。じつは彼がレディ・ダンベリーの甥で、身分を隠してこの館にやってきた本物の侯爵であることを…。互いに偽りを抱きつつ、なぜか引かれあってしまうふたりの恋の行方は?-。
文明開化の明治時代、八丁堀の同心根性がぬけきらず、私設探偵を自任し、事件となると目の色をかえて飛びまわる…。加田三七捕物控第3弾。
本書は、あなたの心を癒し、そして明日からの生活を充実したものに変えるための本です。疲れたとき、迷ったとき、行き詰まったとき、本書はきっとあなたにエネルギーを与え、生きるうえでのヒントを教えてくれるでしょう。
もしも、そばにいぬがいたら、まいにち、いっしょにさんぽするわ。たとえあめがふっても、かさをさしてあるくんだもん。もしも、そばにいぬがいたら…。少女の切ない夢からうまれた絵本。小学初級から。
家族が語る思い出話を男は一冊の本にまとめた。何処にでもある、そんな出来事が思わぬ事件の引き金となってしまった。
悩み多き若き世代の心にそっと愛を込めてのメッセージを贈る。「生きる事にどれだけ貪欲になっていけるのか」「弱い心とどう向き合って奮起させていくのか」等をモチーフに語りかける。若者の心にそっと小さな光を灯し、勇気をくれる極上の一冊。
若くしてガンで亡くなった弟との交流、「親子一緒に泣いたり笑ったりしてきた道」と回想する育児の記録。喜びも悲しみもあってこそ人生と記す、著者のこころ温まる身辺雑記。人生の長い道のりは、いつも誰かが側にいてくれた…。
「そば処おおの」のご主人は、生まれながらの蕎麦屋の親父のような風貌をしている。そんな大野さんが、自ら第二の人生の扉を開いて趣味の蕎麦打ちを本物にしたのはわずか数年前。開店起業に必要なのは夢と希望と確かな展望。蕎麦と蕎麦屋の未来を語る大野さんのまなざしは熱い。夫人と二人三脚で蕎麦屋を開いた大野さんの開店までの日記を大公開。会社勤めだけが人生じゃない!疲れたミドルエイジたちに、栄養ドリンクよりこの1冊。
明治・大正期に自分の指を切断して祈祷し、病人を救った聖人がいた。美作市の清閑な山里の殿所に、仏道修行で想像を絶する難行を重ね、祈祷術を身につけ、多くの難病者を救った偉人がいた。彼はそば粉聖人と言われ、先人たちから現代まで百年近く堂宇で手厚く祭り、供養が続けられている。現代の人々の心に感動を深く与える偉大な仏師が再現された功徳の絵本。
日用品「あらもの」369点を収録。道具のルーツ、現在を一冊に凝縮。
ぷっくりとした形やさしい瞳いつでもちょこんとあなたのそばにいる大きなリボンのほっぺちゃん。あなたが落ちこんだときにはそっと背中を押してくれます。ふんわりやさしいイラストブック。