なぜか「江戸はそば」ということになっている。また、東京のそばといえば「江戸以来の伝統」というのが決まり文句だ。だから、現在もなお「江戸っ子はそばに限る」ということになる。これに異論をはさむ人はいないだろう。しかし、江戸も江戸時代初期の頃はうどん一色の「うどんの町」であったことはあまり知られていない。では、江戸はいつから「そばの町」になったのだろうか?また、ただの雑穀であったそばが、なぜ数ある麺類のなかで唯一、「粋な」食べ物になれたのだろうか?-本書では、膨大な史料を紐解き、「江戸そば」成立のなぞを“江戸っ子”というキーワードを軸に検証していく。
喉で味わう旨い蕎麦!「ズズッと一杯。肩肘張らずに小粋に頂きたい」そんな願いを込めて、あなたの街の名店を集めました。横浜、鎌倉、プラス町田などきっと食べたくなるご近所のおいしい蕎麦名店70選。
弘化三年、仁孝天皇の末子として誕生した親子(和宮)は、十六歳で徳川第十四代将軍家茂に降嫁。幕府は権威の回復に「公武一和」の政略結婚を策した。大奥に入った親子は、そこで江戸方、宮方の風儀の対立で苦悩する。だが、夫婦は互いを尊重し仲睦まじく暮らす。家茂は二度に亘って天皇に拝謁するため入洛。やがて、長州親征で三たび西上した家茂の身に異変が…。
週末だけの兼業そば屋「さのさ」の主人が綴った、人生を豊かにする「そば打ち」と「そは屋」入門。
中瀬史弥は、憧れの脚本家・北嶋東行に「自分の所へ来ないか」と誘われる。才能と整った容姿から世間の注目を浴びる北嶋が、なぜ自分に目を掛けるのかわからず戸惑ったものの、それから三年間、史弥は内弟子として必死に仕事を続けていた。厳しい北嶋が時折覗かせる優しさに、気付けば心惹かれていた史弥。想いを秘め続けるつもりだったがー。
そばがらじさまの捨てた犬を、まめじさまが大切に育てていると、犬がかもしかを捕まえてきて、まめじさまは、しし汁にありつけます。羨んだそばがらじさまが、犬を無理やり連れていきますが、ひどい目に。良いじいさんと悪いじいさんが登場してくる典型的な本格昔話を、選び抜かれた表現で展開する昔話絵本の傑作です。
子供たちに大人気のヒーローアニメ『それいけ!アンパンマン』からキャラクターごとにエピソードを厳選収録するシリーズのやきそばパンマン編。愛馬のソースにまたがってひとり流れ旅をするやきそばパンマンのゆかいなお話が楽しめる。
蕎麦通のあいだで絶対的人気を誇る常陸秋そば。しかし、残念なことに“ヒタチアキソバ”の名前だけが先行し、「常陸秋そばが品種名である」こと、そして「どこがどう違うのか」は意外と知られていない。「蕎麦は素材で9割決まる」とも言われるなか、そんな農産物としての“常陸秋そば”の魅力を、蕎麦に惹かれた料理研究家が徹底取材した。
大人気漫画家が指南する呑兵衛のためのこだわり蕎麦道。江戸蕎麦の粋を味わう名店ガイドの決定版。詳細地図、書き下ろしマンガレシピ付き。
山下洋輔庵主の元に集まった三十人の蕎麦者による一大蕎麦シンフォニー!蕎麦へのこだわりと秘中の秘の名店話に圧倒されよ!山下庵主と林家正蔵師匠との丁々発止の蕎麦セッション収録。
本物の食材を追求し日本全国を訪ね、日々の仕事に真剣に向かい合う。「うまい蕎麦」を生み出すために、職人は何をやっているのか。そして蕎麦を心から楽しむためのヒントとは。世界が認めた職人が大いに語る、蕎麦好き必読の一冊。
「そばばばばばばーん!!」とでました!あかちゃんがはじめて出会うユーモア絵本。