朝日屋の主・怜治の元同僚、火盗改同心の柿崎詩門が盗賊に斬られたらしい。安否を確かめにいった怜治だったが、本人に会うことはできなかった。そんな折、大坂の呉服屋の老番頭・孫兵衛が、長逗留したいと朝日屋を訪ねてきて…(第一話「新旧」)。美味しさと痛快さが胸を満たすー心の活力源に、一服どうぞ。
仕事、お金、身寄り、住む場所…これらを失った時私たちは、どんな風に生きていくのだろう?派遣切りにあった人、依存症の人、記憶喪失の人、障害のある人…“最後のセーフティネット”に飛び込んだ新米生活支援員と、一人ひとりとの出会いの物語。
博奕で鳴らした直次郎が貧乏御家人に聟入り。純粋無垢、清楚で美しい娘を妻にしたのは良かったが…。悪漢の度肝を抜く世間知らずな女を背負った直侍受難の日々。喧嘩、博奕、強請り、賄賂…でもどこか憎めない江戸の悪党たち。軽妙洒脱、北原流江戸ピカレスク。
テレビはとても楽しいけれどぼくをときどき淋しくさせる。親子遊びのすすめ。言葉遊び、木でつくるおもちゃやゲーム、野山の遊び、人形遊び。
すごいぞ炭水化物の合体物(パン+メン)、日本の食文化が生んだ大発明ヤキソバパン!真実か?思い込みか?サイダー信仰。プロのまき餌おばさん駅前に出現!味覚の踏み絵か?豪華客船での初体験…。作者自身と周囲の人々の食へのあくなきこだわりを、ほのぼの&プチシニカルに描く犬丸流マンガエッセイの原点。
「蕎麦」ほど多くの日本人が蘊蓄を傾ける食べ物も少ないだろう。しかし、わが国独特のものと思われがちなソバは、実はアジアからヨーロッパにかけて広く栽培され、世界の人びとに古くから親しまれてきた懐深い食材なのだ。その本場信州で研究を積んだ「ソバ博士」が作物・植物としてのソバから説き起こし、知られざる世界のソバ食文化や日本のそばの歴史を案内、健康食品としてのパワーも紹介する、初の「大全」。
江戸の世に花開いたそば文化。-そばは江戸食を代表する粋な食べ物であり、その伝統は、江戸前と呼ばれるうなぎや握りずし、天ぷらよりもはるかに長い。文化文政期、江戸のそば屋の数は三〇〇〇軒を超えるまで膨れあがったといわれる。そして現在、“ニューウエーブ”と呼ばれる新鋭のそば屋が人気を博すなか、他方で“老舗”と呼ばれ、暖簾の伝統を頑なに守り続ける古参のそば屋がある。その暖簾ー砂場、更科、藪、東家、一茶庵。本書では、江戸・明治・大正の時代から連綿と受け継がれる老舗そば屋の系譜を辿り、江戸以来のそば屋の伝統を顧みる。
そば打ちは単純な作業だが、実は奥が深い。技術の基本の裏に隠された、そば打ちの本質を知ることなしに真の上達はない。何を知るべきか。その答えが本書にある。
沢野瑞希は、青年実業家である清家貴之の愛人。「猫のように高慢でいろ」と命じられるままに、贅沢三昧の毎日を送っている。一流ホテルのスウィートルームで迎えるはずの誕生日を貴之にすっぽかされた瑞希は、そこでボーイをしていた柏原啓人と出会い、なりゆきで彼を家政夫として雇うことにした。年下のくせにいつも毅然としている啓人に、瑞希は反発を覚えながらも強く惹かれていって…。
大学生の窪田蒼空は春休みの間、世界一周旅行に出掛ける祖母の代わりに下宿屋・カエデ荘の管理人をすることに…。蒼空は、そこで一風変わった住人達と暮らすことになったのだが、その中でも謎の多い人物、一号室の廣瀬大祐から毎朝キスをされ、しかもいやだと思うのに身体は素直に反応してしまい!?ひとつ屋根の下で繰り広げられるドキドキ、ラブロマンス。シリーズ第1弾。
クールビューティー×ミステリアス。その中にあるリアルフェイス。荒木宏文最新写真集。
そばがらじさまの捨てた犬を、まめじさまが大切に育てていると、犬がかもしかを捕まえてきて、まめじさまは、しし汁にありつけます。羨んだそばがらじさまが、犬を無理やり連れていきますが、ひどい目に。良いじいさんと悪いじいさんが登場してくる典型的な本格昔話を、選び抜かれた表現で展開する昔話絵本の傑作です。
本書では、男の子を遊ばせることの大切さとともに、男の子の能力を伸ばす遊びについて考えていきます。
時短!節約!野菜たっぷり!ゆでずにすぐ調理できる焼きそばは、忙しい人の強い味方。塩、しょうゆ、ナンプラー、カレー味…などなど、香港のホテルで食べたあの味から、昔食べた懐かしのソース味まで、珠玉の108品を紹介した、女性焼きそばファン待望の1冊がついにできました。