施設を出た伸幸に、手紙と地図だけを渡して、母親はまた消えてしまった。地図をたどった先には、ある一軒家が…。そこは、名字も歳もバラバラな住人たちに、ヤクザな家主、オカマの家政府もどきが一家団欒している変な家だった!しかもそのヤクザー俺の親父だって!?流し目の似合う男っぷりのいい父親に、ひねくれ少年・伸幸のドキドキな居候生活がはじまった。
手のひらにすっぽりおさまる愛らしさ。豊富な図柄にワクワクするそば猪口の魅力がいっぱい。
米づくりとそばづくりの方法を紹介。古代米をバケツでつくる方法もわかる。
生涯を映画に捧げた小津安二郎は、その一方で銀座、浅草界隈をくまなく食べ歩く食通でもあった。資生堂パーラー、フランスパンの関口、とんかつの蓬莱屋、蕎麦のよし田などなど、小津の東京を今に伝える名店の数々。小津自身が残した詳細なメモを手がかりに「むかしの味」を訪ねる東京グルメガイド。
新蕎麦が美味しいとは限らない!?食文化としての蕎麦の原点を探り、蕎麦の真髄に迫る本がここに誕生。
これぞ下町名物といわれる老舗から、下町っ子行きつけの普段着の店まで、気軽に楽しめる92軒の選りすぐりを紹介する。
フランス料理は美味しい。中華料理も旨い。しかし、栄養のバランスを欠き、健康にはよくないと言われる。いま、欧米人の注目を浴びている食品が、日本の乾物である。健康に、ダイエットに、効果があるというのである。そして、日本人の食生活を支えてきた乾物には、豊かな自然と歴史が育んできた人びとの知恵が結集されている。料理に多少の時間を要するが、身体にはいい。そして、乾物の再評価は、「おふくろの味」の復活でもある。保存食品として発達してきた乾物が健康食ブームのなか、いま、新たに注目されている。
「朝の読書」で人気の作家が読書の面白さを語る33篇。君を待つ一冊がきっとある。
六十歳のとき初めて絵筆を持ち、素朴画家として花を咲かせた大道あやの回想記。広島のしずかな山間の村で生まれ育ったお転婆でこまい女の子のアヤコは、やがて結婚。広島での被爆、次々おそう最愛の人たちの事故や死をへて、ともに暮らす生きものたちを主人公に、お日さまの光あふれる絵を描きはじめる。中学生以上。
杉の滴の酒、アルプスの水で醸す酒、そらから下る川の酒、紅葉に映える志士の酒、「地酒列車」…。ああ、これが日本酒なのだと、米の味と稲穂の匂いに酔い、地の美味いものに酔う。蔵が醸す魅力を、肩肘を張らず、独自の視点と独特のリズムでほろほろと綴る酔いどれ紀行。地域に根ざす蔵元を訪ね、酒と肴と人とふれあう旅。続編と併せて、全国制覇の偉業達成。
ウマイそば屋はこんなにあった。通も唸る本格店から知る人ぞ知る隠れた名店までくいしん坊の落語家による“満腹”絶倒のそば屋ガイド。
マンガの濁流に飲み込まれた男、至福読書二十年史!それになんと幻の小説が一編ついてきます。
自称宇宙人コペルの次にやってきたのは、自称魔法使いのゴスロリ美少女だったー!転入生の五所川原礼子は、青汁ジュースも余裕で飲み干し、野菜への愛と手作りお弁当攻撃で、一馬に積極アピール。一方、相変わらず野菜が苦手なコペルは「農家の嫁候補」としてどんどん差をつけられて…。そんな中、一行は臨海学校に参加。南国「種ノ島」を舞台に繰り広げられる野菜サバイバル!生き残る鍵は…お蕎麦?第2巻も完熟食べごろ!学園ベジタブル・ラブコメディ。
情報化社会、国際化社会を背景に、世の中はますます複雑になり、スピードアップしています。そんな時間に追いかけられるような毎日のなか、仕事、家事、プライベートにと、多忙なスケジュールを上手にこなす入部明子助教授の魔法の杖が「ザウルス」です。とかく無駄にしてしまいがちな“すきま時間”を100%活用する、驚くべき時間管理術を、ザウルス達人に学ぶことにしましょう。
しみじみとおいしい和のおかず。ほんものの味を作る喜び。