世界から「奇跡」と称された高度経済成長を成し遂げ、やがてバブルの崩壊から「失われた二十年」といわれるほどのデフレ不況に落ち込んだ日本。なぜわれわれは、かくも成功し、そしてかくも失敗したのか…。この日本経済の歩みの要因分析について、いま、あまりに広く「間違いだらけの常識、思い出み」が流布している。本書では、それらの誤謬を、わかりやすい論証で一刀両断。「真相」がシンプルかつ明快に解き明かされていく。まさに、驚きと知的刺激の連続!未来を正しく見通すためにも、ぜひ読んでおきたい、新しい「戦後経済史」の決定版。
夢は口にした瞬間から、かないはじめる。自分がいちばん輝ける場所へ行こう。「歌う道徳講師」大野靖之が伝えたい「命の大切さと夢の力」
日本料理の基礎が出来上がった江戸時代。後期に入り経済事情が安定すると、ふだんの食事にも胃袋を満たす以上のものが求められるようになる。こうした中で生まれ、洗練されていったのがすし、天ぷら、蕎麦、うなぎだ。腕利きの料理人が現れると、食べ手にも粋人が現れる。この両者が出会い、食の世界に変革がもたらされていった。たとえば、日本橋南詰の天ぷら屋台の名店「吉兵衛」の客が、隣り合わせた屋台のかけ蕎麦に天ぷらを浮かべることを思いつく、といった具合にー。膨大な史料を読み解き、江戸四大名物食誕生の知られざる歴史に迫る、江戸食文化史の決定版!
もし世界中の人々が半径5メートルの“すぐそば”を幸せにすることができたなら、この世界は一瞬で幸せに溢れた世界になる。すぐそばを幸せにする人間関係トレーナーによる、これからの時代を生きる家族の新しいバイブル。
「先に身体を抱いて申し訳なく思ってる。でも付き合ってくれませんか?」目が覚めたら憧れの上司、青と裸でベッドにいた由良。きっかけは飲み会帰り、酔った由良が帰りたくないと言ったこと。イケメンで仕事のできる青は由良にとって手の届かない存在だった。「部下だから我慢していた」彼は気持ちを身体で教えると言い、優しい愛撫で由良を快楽に誘う。会社では厳しい上司、外では甘く名前を呼ぶ恋人。ミダラな囁きとベッドでの命令口調に、由良の身体は悦楽に震えて…。
約4500の豊富な単語を品詞ごとの意味分野でまとめて、重要度別に提示。用例・熟語・文法項目も学べ、各ページに練習問題も配置。Dati Italianiではちょっと気になるイタリア情報までフォロー。
日本が誇る101の個性的な建物を、建築的な見どころとともに徹底紹介!
早朝のテレビ番組で、お天気お姉さんをしている寿々は、隅田川のそばで祖母とふたり暮らし。おばあちゃんには、ノシたこ、おにぎらーずなど、おやつまでも作ってもらっていた。そんな彼女が「江戸まちめぐり」ブログを開設することに。浅草の天ぷら、どじょう、うなぎ、寿司、神田のそば、王子の玉子焼きなどと出会い、寿々は料理もお店も街も人も、時間がずっとつながっていることを知り、日々の暮らしと人生の愛しさを感じるのだった。心も身体も幸せな長篇小説。
今まで語れなかった。でも、どうしても伝えたい。未曾有の大震災で最愛の人を喪った絶望の淵で…大宅賞作家が紡いだ、“奇跡と再会”の記録。