米問屋の手代甲太郎は、金子の掛け取りを終えた帰りに、二人の破落戸に追われている娘を助けた。しかし、助けた娘の姿はすぐに消え、懐の金までもなくなっていたのだ。共謀した三人に金を奪われたと考えた甲太郎は、行方を必死に捜すが…。一方、平次郎は桜の見物の為、「辰巳庵」へと向かっていた。店の前で、中の様子を窺っている不審な男に出くわす。男の姿を主の五郎作に話すと、娘の繍の顔つきが変わった。それは、別れて暮らす繍の義理の息子甲太郎ではないかとの事だった。彼の身に何か起こったのではと、平次郎は探索を始める事にー(「母恋い桜」より)。大好評シリーズ、第四弾。
1970年代、一世を風靡した「石立ホームコメディドラマ」の原点となる第1作目!
銀座、浅草、東京タワー、スカイツリーを眺めつつ50年前のガイドブックに載ってるお店をめぐる。
このコたちとの思い出、ゼッタイぜったいわすれない。モデルに聞いた犬と猫のハートなお話。
妾屋昼兵衛の口利きで老舗両替商の用心棒になった大月新左衛門は、働きを認められ妾の護衛を任される。だがそれは、苦難の闘いの始まりだった。江戸では、表沙汰にできぬ盗難事件が多発。裏には、将軍家斉の鬱屈に絡んだ陰謀が。嗤う妾と、仕掛ける黒幕。否応なくのみ込まれていく昼兵衛と新左衛門は、危難を振り払えるか?疾風怒涛の第二弾。
なぜ占い師や霊能者、詐欺師にいとも簡単に騙されてしまうのか?被害者救済の第一人者がその手口と対策を徹底解説。