「素人そば打ち段位認定制度」のテキストとし、卓越したそば打ち技術ばかりではなく全国の郷土そば打ち技術も紹介し、さらに、そば打ちの道具、そばの歴史と文化、健康効果、品種と栽培、日本と世界のそば料理など余すところなく掲載した。
ひとりでも、ふたりでも、旅はこんなに楽しい!松本でそばを堪能し、足をのばして上高地へ。この世のものとは思えない景色を眺め、白骨温泉に宿泊。福岡出張からの帰りみち、途中下車した岩国で、シロヘビにおっかなびっくり。新大阪発の新幹線「さくら」でたどりついた鹿児島では名物「白熊」に舌鼓。おいしい食べもの、優しい人、忘れられない景色。出会いいっぱい、旅の絵日記。
高校を卒業し、会社員となって十年たった頃、ふと目にした「日本そば大学講座」という新聞記事が著者の運命を決定した。それから栃木県「一茶庵」で修業に勤め、一人立ちして東京南長崎で「翁」を開店。ほどなくそば好きの間で名声を得、山梨県長坂へ移転し、超人気店となり、遂に広島県豊平へ移住したそば打ち職人の繁盛記。
手打ち蕎麦が危機に瀕していた68年前、手打ち蕎麦の伝統を守ろうと、蕎麦打ちの名人が語り下ろした『蕎麦通』を復刻。蕎麦の産地から、蕎麦の製法、さまざまな食べ方、そして蕎麦の雑話まで、一読すれば蕎麦が食べたくなる面白話が満載。蕎麦に一生をかけた職人が豊富な知識を溢れる愛情で綴った、貴重な蕎麦談義の一冊。文庫版化に際して、森村誠一氏の『蕎麦口験学』、そして大槻茂氏の『日本各地のそばを訪ねて』を収録し、現代の蕎麦事情もわかる構成になっている。
アワ、ヒエ、キビ、モロコシ、シコクビエ、ハトムギからアマランサス、キノア、そして食通が心躍らせる本格ソバまで、その由来、栽培方法、脱穀・精白などの調製技術、先達の工夫と知恵がこもった食べ方を、最新の情報をもとに収録。伝統的な農具と技術、先端の健康機能性まで雑穀の魅力フル装備。
ふいに、ぼくはくぎづけになった。ひづめの音と、耳をつんざくような、いななきがきこえた。やみのなかをゆらりとやってくる!まちがいない、あいつだ!ぼさぼさの黒い口ひげのうすきみ悪いこと、キバや光る目がなくてもじゅうぶんだ。ぜったいに、やつの正体をあばいてやる!
「ソバ屋好き」にも二種類ある。ひたすらソバの神髄へと突き進む求道型と、ソバ屋でのリラクゼーションを乞い願う悦楽派と。江戸風俗研究家・杉浦日向子と「ソ連(ソバ好き連)」のメンメンは、紛う方なき後者の代表。自分の足と財布と舌で各地に発見したオアシス、101軒!一杯の酒と一枚のソバに心ときめかせるあなたも、そう、「ソ連」ですよね。(全店地図・データ・索引付き)。
オールカラーの写真とイラストを豊富に使い地産地消の食文化、ふるさとの味、日本のおいしさを知るビジュアルブック。
五感で味わう料理人のこだわり、心に残る上質なおもてなし。地元で愛され続ける「和」の名店を紹介。
もっと穴場を探してみたくなる話題がてんこ盛り。写真とエッセイで綴る究極の山形ガイドブック。
うまい「ソバ」と「酒」(と「湯」)があれば、たとえ火のなか水のなか。行ってきました123店。北は北海道から、西は四国まで。東北上越信州関東はもちろん、たとえば名古屋の街なかも、ディープな香川のお遍路道も。『ソバ屋で憩う』が世に出て5年、いまやニッポン全国に広がった「ソ中(ソバ屋中毒)」の期待にお応えする、21世紀改訂版。
おそばの特徴は、胚芽部分が実の内側にあること。だから大切な栄養を、むだなく摂取できます。食物繊維も豊富でダイエット効果も。ルチンやその他のポリフェノールなど、注目の栄養素もたくさん。和洋中エスニックのおそば料理からスイーツまで、おいしくて健康に良いレシピをたくさん紹介。
手打そば店のように、おいしいそばを打つには、そば粉などの材料の選定から始まり、打つ技術、切る技術…と、いろいろな角度からの研究と技術的な鍛練がいる。しかし、そばを楽しく打つのは、そんなにむずかしくはない。家庭にある台所用品を使って、簡単に打つことができるのだ。しかも、誰でも失敗なく、そばがつながる方法があるのである。本書では、二八のそばだけでなく、生粉打ちや、変わりそばまで打てるようになる、その打ち方を紹介した。
酒はうまいが料理が不味い、Hanako族がうるさくてゆったりと飲めないとお嘆きの諸兄諸姉に捧げる、92-93年度版本格派の店100軒を紹介。