本書は、第一線にて高齢者の診療を担当される医師の皆様方に有益な、平易に書かれた高齢者医療のテキストである。
本書は、主に小児科領域における鎮静のためのハンドブックであるが、単に具体的な鎮静の方法論や薬理学について記述するだけでなく、鎮静を安全に行いうるために必要なシステム、すなわち、組織化や記録の標準化、継続的な質の管理などについても詳述されている。
本書は医学生・麻酔に関わる現場のスタッフなどの初学者のために、今日の麻酔学の知識を臨床的な側面に重点をおいて解説したテキストである。入門書として臨床での基本的な事柄に重点をおいて実践的に分かり易く解説しているが、平板な記述を避け、各項目とも「なぜ?」という視点からアプローチした。
定評ある教科書『カッツング・薬理学原書8版』のエッセンスを学習者のために明解に要約したコアと多彩な演習問題。
精神科急性期治療病棟の新設から10年が経ち、現在全国で200以上の病棟が認可され、精神科急性期医療を提供している。しかし、それぞれの病棟でどのような入院医療が具体的に提供されているのかについては、不明な点も多い。本書には、これまで前田教室が育み培ってきた経験に基づいた臨床・教育・研究の成果が、詳細に紹介されている。
本書は有毒植物のみならず動物が出合うほとんどの“毒”、いわゆる自然界由来物や人工物(化学物質等)を取り上げ、そしてそれらを系統的に分類し、発症までの作用機序や治療について記述してある。さらに、第3章に分かり易い事例として実際の臨床例を取り上げた。
本書は皮膚疾患に対する基本的な知識、皮膚の症状、薬剤などの使用および患者指導に関する知識・技術を簡潔にまとめることにより、皮膚疾患の看護により効率的に当たることができるように編集に取り組んだものである。