冬の京では、疫病が広がりつつあった。咲良と火夏は玉兎堂で自分たちの仕事をこなしていたが、ある日、火夏が変調をきたす。神気と霊力が著しく弱くなり、呪禁巫医としての仕事ができなくなってしまったのだ。火夏の父から「咲良の父は魔性のもの。火夏の変調は、咲良の近くにいすぎたせいだ」と聞かされた咲良。苦しむ火夏の姿を目の当たりにした咲良が選んだ道とは…!?涙の完結巻…!
精神科の主要薬剤のすべてを解説。向精神薬の処方・服用の留意点、実際に処方したときのエピソード、「漢方薬」の項目を新しく追加、さらに内容充実。錠剤のカラー写真が満載!!
痛み、吐き気、食欲不振、呼吸困難、便秘、不眠、抑うつ、せん妄…臨床的エビデンスに基づき、緩和ケアの現場においてさまざまな苦痛をより適切に緩和する方法を示します。
看護師長のサラは恋人にふられて落ちこんでいた。そんな彼女に、ある日、意外な人物から声がかったー顧問医のドクター・フーゴ・ファン・エルフェン。フーゴの下で働き始めて3年になるが、彼はこれまで一瞬たりともサラに関心を示さなかった。もちろん今回も、入院患者のケアを手伝ってほしいと頼まれただけ。ところが数日後、サラが勤務を終えて帰ろうとしたとき、フーゴに呼び止められ、驚くべき申し出をされる。「僕と結婚してくれないか?」息もできず呆然と立ちつくす彼女に、彼はほほえみもせずに続けた。「友情以上を求めはしないよ」
抗がん薬の知識、副作用のマネジメント、調整、管理、投与前後ケア。ビジュアルでわかりやすく解説!はじめてかかわるがん化学療法看護の学び、振り返り、実践に役立つ!
日本に棲息する毒ヘビを中心に、「その生態や習性」「咬まれたときの対処法」「ヘビ毒の正体」などについて、世界のヘビ毒学者がやさしく解説。毒のサイエンスも満載。
こだわらない。すると、何かが変わる。ベストセラーの禅僧が説く、すべての人に役立つ「人生」の指南書。
祖父から譲り受けた本の内容が書き変わってしまう。こんな呪われた本を遺した祖父は、私を恨んでいたのでしょうか?孫娘からの依頼を受けた探偵鬼鶫。しかし彼の実力を知る助手の佐々は、秘かに深山木薬店に調査を頼む。秋は、探偵、探偵助手と3人で依頼主の住む新潟へ。果たして、真相を解くのは誰だ?怪奇譚シリーズ第5弾。
鉛や錫などから黄金を創り出そうと試みた錬金術師たち。見果てぬ夢を追い続けた彼らの探究を、現代人は単なる愚行の歴史として一笑に付すことができるだろうか。奇想天外なエピソードを交えつつ、東西の錬金術の諸相を紹介し、そこに見出される魔術的思考と近代科学精神の萌芽を検討する。初刊から半世紀、先駆的名著の文庫化。
70万人調査で暴かれた「血圧」と「血糖値」の嘘。健康診断にダマされなければ長生きできる!これが本当の健康基準値。
王宮を揺るがす大事件ーそれは、惚れ薬を飲んだ公爵フィオンが男爵令嬢コレットを見初めてしまったこと!「僕が君のそばにいることを、どうか許して」あなたの言葉は薬の効果、それとも本心…?WEBで累計1290万PVのちょっと変わった溺愛系ラブファンタジー、ついに書籍化!
心のお医者さんが6万人に伝えたストレスをみるみる癒すメッセージ27。
ガン、アルツハイマー病、インフルエンザ、エボラウイルス病…なぜ、特効薬が現れないのか?動物で効いたのに、人ではまったく効かない。動物実験ではなかった激烈な副作用が現れた…。開発途中の新薬の多くが、臨床試験で失敗してしまう。21世紀に入り、これまでの創薬テクノロジーは大きな壁にぶつかっている。打開策はないのか?本書は新しい視点からの創薬「ドラッグ・リポジショニング」を提案する。
日本の四季にそった昔ながらの生活様式と旬の食事で健やかに生きる。
日本語が乱れている。単語の混乱ではない。「名」の混乱、パラダイムの混乱なのである。だから孔子にならい、呉智英も言う。「必ずや名を正さんか」と。誤字を笑い、誤文に怒りながら、著者は、言葉と思想について、言葉と文化について、根源的な「知」の面白さを開示する。目からウロコが落ちまくる、知的エッセイの名著。
その昔、あなたが子供だった頃、よくこう言って喧嘩をしませんでしたか?「お前の母ちゃん、デーベーソ!」さて、ここで問題です。なんでデベソが相手を罵る言葉なのでしょうか。-夜、寝る前に一章ずつ。読めば日本語の奥深さを知るエッセイ集。単行本刊行時、各紙誌で絶賛された「正しい日本語」シリーズ最新刊。