秘かに片思いしていた王宮騎士ハリージュに、惚れ薬を依頼されたことで彼と心を通わせることができた魔女のロゼ。それだけでも嬉しいのに、ハリージュの婚約者として彼と一緒に住むことに!?毎日甘やかしてくるハリージュにときめきの止まらないロゼだが、そんな彼女の元に『魔女の弟子になりたい』という少女がやってきてー。引きこもりだった魔女と、生真面目で上から目線で魔女が大好きな騎士の、惚れ薬から続いていく恋のおはなし。
孤独や言い知れぬ閉塞感を抱えながら、都市の片隅で不器用に生きる人々。どこにでも、誰のなかにも存在する“よそ者”たちの様々な思いを描く。ハンガリー系ドイツ語作家によるほろ苦くも胸に沁みる十の物語。ブレーメン文学賞受賞作品。ドイツ語文学の最高賞、ビューヒナー賞受賞作家による短篇集。
今版でも精神科診療に「最低限必要な知識」をこの1冊に「十分量」!臨床現場でのニーズの高まりを受け「妊産婦への向精神薬の使用」を追加。また、「アルコール使用障害」を「依存・嗜癖」として大幅に加筆修正。物質依存(薬物乱用を含む)についての記述も充実。その他、薬物について適宜アップデート。
健康を損なわずにみるみる下がる!超簡単ストレッチ。
どんな不調も食で治せるー医師も太鼓判!35年の実績が証明。驚きの食の新常識。成田式病気知らずの万能レシピ23。
2000を超える医薬品の腎機能別至適用量が一目でわかる。日本腎臓病薬物療法学会のデータブック。掲載医薬品数が大幅アップした待望の第3版。
本書では、定番OTC薬全138商品の成分や効果・効能、特長などを徹底比較。押さえておきたい副作用や飲み合わせについてもやさしく解説しています。商品知識が増えると、接客に自信が持てます!
可愛い!わかりやすい!で大人気。Instagramの付箋ノートアカウントを書籍化。くすりの勉強がちょっぴり楽しくなる。
独学・反権力・無神論の三つの柱を掲げ、「文学以外の何ものをも愛してはならない」を家訓とするホッセイニ一族。その末裔として生まれたゼブラは、5歳のとき、サダム・フセインが仕掛けた戦争で混乱したイランを脱出する。途中、母が不慮の死を遂げると、彼女は心に空洞を抱え、父はますます文学に沈潜し娘を文学で武装させようとする。トルコ、スペインと亡命を重ね、最後に渡った“新世界”アメリカでも父娘に居場所はない。22歳になったゼブラは父の死で天涯孤独となり、一大決心をするー亡命生活で分裂した自己を取り戻すため、亡命の旅路を逆からたどり直そう、と。アメリカでの唯一の師の力添えで、ゼブラは“亡命の大旅行”をスタートする。バルセロナで彼女を出迎えたのは、イタリアから亡命してきた若き文献学者のルード・ベンボ。二人はすぐに惹かれ合うが、愛に臆病なゼブラは文学の鎧ー過去の偉大な作家たちの言葉ーで身を固め、ドン・キホーテのごとく不条理な奮闘を続ける…。
はじまりは、美人研究者の記者会見だった。だが次々に明らかになる論文不正はついに最悪の事態を迎える。彼女は、絶世の天才科学者か、世紀の悪女かー関係者の証言を積み重ねて浮かび上がる事件の真相。
弱った体がよみがえる。漢方×腸活×栄養学で効く!かんたん台所薬局レシピ72。
これまでのがん治療とは異なる仕組みでがん細胞を攻撃する「光免疫療法」が、世界ではじめて日本で承認された。光免疫療法では、まず狙ったがん細胞の表面に、魔法の銃弾ともよばれる抗体を結びつける。この抗体には、光感受性物質が取りつけられていて、光をあてると急激な化学反応を起こす。急激な変化で細胞膜には穴が空き、そこから水が流れ込んで、がん細胞は破裂して死ぬ。本書では、驚くべき効果が期待できる光免疫療法を紹介するとともに、がん治療の最前線といえる免疫療法ーとくに免疫チェックポイント阻害薬、CAR-T細胞療法、腫瘍溶解性ウイルス療法などについて解説する。
循環に興味のあるすべての人に贈る一冊。
1990年代から現在までのチリを舞台に、社会の片隅で生きる女性や子どもの思いと現実をまばゆく描き出す9つの物語。チリの新星による鮮烈なデビュー短篇集!人生の葬り去りたい記憶の瞬き。2015年度チリ芸術批評家協会賞、2016年度サンティアゴ市文学賞受賞作。