表紙:SHINee
『エル・ジャポン』4月号 SHINee特別版は、SHINeeが表紙を飾るだけでなく、通常版より拡大の9ページでSHINeeの特集をお届けする特別エディションです。
※通常版と特別版では、下記内容が異なります。
・表紙(特別版の表紙=SHINee)
・SHINeeが登場する企画「ELLE MEN」のページ数(特別版は、通常版のELLE MEN特集ページに加えて追加ページがあります)
※通常版に掲載される写真はすべて、特別版にも収載予定です。
【特集】
●新生活は、新しい私に着替えよう!
春は、環境が大きく変わる人もいれば
気持ちの面で心機一転する人も多い、新生活シーズン。
そこで、おしゃれもフレッシュなムードを後押しする新しいスタイルにアップデートを。
それぞれの新生活を支える着まわしの正攻法から、
今こそ投資したい憧れブランドのベーシックアイテム、
おしゃれの偏差値をアップさせる、一生ものジュエリーやビスポーク小物まで、
私も、ワードローブも、これまでとはひと味違うワンランク上にレベルアップ!
●私らしい未来の働き方
人生100年時代、AI技術の発展、副業など、仕事をめぐる環境が激変するなかで、
私たちはどう考え方をシフトチェンジし、働き方を選択していけばよいのか?
一人ひとりが心地よく暮らす未来に向けて、自分らしいキャリアを考えてみよう!
●激動するハリウッドの“これから”
フェミニズムや多様性、コロナ禍、配信サービスの台頭、そしてストライキと、業界の根幹を激震させるような
変革の時を迎えたハリウッド。世界の映画界の行く末を暗示するエンタメの殿堂の“今”に迫る。
●脳疲労をセルフケア
世界的に見て睡眠時間が短い多くの日本人が陥っているといわれる“脳疲労”。
が、ちょっとしたアクションを実践するだけで、頭の重だるさは解消できる。今日からスッキリ脳へシフトして!
●アスティエ・ド・ヴィラットの世界
繊細なフォルムと白い釉薬がつややかな表情を見せる、
古と今が共存した独創的なデザイン。
世界中から愛される、アスティエ・ド・ヴィラットの魅力を丸ごとご紹介!
日本と海外の住まい手による、自由でわがままで魅力的な暮らしを紹介する特集「居住空間学」。2024年は「自分に似合う部屋」というテーマのもと、愛情たっぷりに手が加えられた空間の数々をご紹介します。古い民家を改修し続けるガラス作家の家、都市部マンションの快適なリノベーション、名作集合住宅内のお引っ越しなど……暮らしのカタチはさまざまなれど、今年も情熱を注がれた居住空間がたくさん集まりました。海外編は「建築家に託した夢の家」。アメリカ在住の現代美術家・蔡國強の自邸も訪ねます。居住空間はますます自由です!
特集
居住空間学2024 自分に似合う部屋。
自分好みを抽出して組み合わせた、サンプリングハウス。
松島大介〈PADDLERS COFFEE〉代表
ヴィンテージマンションの中に設(しつら)えた、豊かな余白。
新保慶太 アートディレクター/新保美沙子 アートディレクター
フレンチヴィンテージと日本家屋が出会った、鎌倉の静かな暮らし。
Thierry Lamoine〈Galerie One〉オーナー
それでも住んでみたいと思わせる、機能に勝る意匠がある。
鈴木恵太 デザイナー/北畑裕未 デザイナー
長く使い続けた北欧家具をまっさらな空間で。
池田講平〈調理室池田〉オーナー/池田宏実 料理人
祖父母の暮らしと家族の記憶を引き継いだ、もう一つの場所。
小野寺匠吾 建築家/有田千幸 国際薬膳師
好きなものに囲まれてのんびり過ごすセカンドリビング。
江藤公昭〈パピエラボ〉ディレクター/増崎真帆 マネージャー
ピーターさん家(ち)。
ピーター・アイビー ガラス作家
Dream House 建築家に託した夢の家。
安らぎ、そして創造のみなもと。フランク・ゲーリー設計のわが家。
蔡 國強 現代美術家
C(シャルロット)・ペリアンの英知が詰め込まれた山の家。
河村勇樹 映画監督、フォトグラファー
住み手の遊び心を形にしたダイナミックな家。
Birgit Lyngbye Pedersen デザイン史家
住み継ぐ。 衣笠山の家
好きなものが自分らしさをつくる。
翡翠牌の持ち主である皇族の末裔を追う中で、猫猫たちは禁書でありながら優れた医学書でもある『華佗の書』を手に入れた。傷んだその書が復元されるのを待つうち、医官たちは抜き打ち試験を受けさせられる。猫猫は試験に合格して養父である羅門の下で投薬実験を行うことになり、羅門から医術について学べることを喜ぶが、その実験は大掛かりであり、市井の病人たちを使うというものだった。薬が効かぬ者は、場所を移されて外科手術が行われるというのだがー。
高血圧に関するさまざまな誤解を検証!血圧が簡単に下がる科学的に効果のある方法を紹介。
毒で体調を崩した姚が医局勤めに戻れるようになった頃、猫猫のもとに大量の書物が届いた。送り主は、変人軍師こと羅漢。碁の教本を大量に作ったからと猫猫に送り付けてきたらしい。興味がないので売り飛ばそうと考える猫猫の考えとは裏腹に、羅漢の本によって、宮中では碁が流行していった。一方、壬氏はただでさえ忙しい身の上に加えて、砂欧の巫女の毒殺騒ぎや蝗害の報告も重なり、多忙を極めていた。そんな中、宮廷内で碁の大会が企画されていることを知った壬氏は、羅漢のもとに直接交渉をしかけに行く。開催場所を壬氏の名前で提供する代わりに、さぼっている仕事をこなすように説得するのだがー。
西都に残る人たちと別れ、一年ぶりに中央に帰ってきた猫猫たちは、また以前の仕事に戻る。蝗害、西都のお家騒動からようやく離れることができて、平穏な日々が戻ってくるかに思えたがー。猫猫が帰って来てもまだその友人たちに居候されて困る羅半。上司のげんこつを食らいながら、毎日おもしろそうなものを探す天祐。面倒くさい客の相手をしながら、どのように技女を引退するかを考える女華。弟の恋についてあれこれ画策する麻美。お嬢さまの心境に不安しかない燕燕。言動と心境にずれが生じ、ちぐはぐな行動ばかりしてしまう姚。蝗害の災禍にたった一人立ち向かい、生きて西都に戻った羅半兄。西都でも中央でもそれぞれ違う人生があり、皆が皆、自分なりの悩みを抱えて生きていた。
たった1秒で引きこまれる『薬屋のひとりごと』の世界へ。原作14巻分のイラスト全点収録。未公開キャラクターデザイン公開。しのとうこ氏描き下ろしイラスト。制作の秘密直撃インタビュー。コラボ、グッズイラストも多数収録。
大陸の中央に位置するとある大国。その皇帝のおひざ元にその娘はいた。猫猫(マオマオ)、花街で薬師をやっていたが、現在後宮で下働き中である。けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。まかり間違っても帝が自分を“御手付き”にしない自信があった。そんな中、帝の御子たちが皆短命であることを知る。存命の二人の御子も重い病と聞いた猫猫は、その原因を調べ始めるー。大絶賛されたあの痛快ミステリーが待望の文庫化。中世の東洋を舞台に「毒味役」の少女が宮中で起こる難事件を次々に解決する。
里樹妃との一件が片付いたのもつかの間、猫猫のもとに高順が厄介ごとを持ってやってくる。どんな用事かといえば、猫猫に官女試験を受けさせないかというものだった。猫猫は、半ば強制的に試験を受ける羽目になる。新しく医官付の官女となった猫猫の前に現れるのは、面倒くさい変人軍師に厳しい上司の医官たち、それと同僚たる同じ官女たちだがー。猫猫は同僚たちにお約束の通り嫌がらせを受ける。特に、官女の首領である姚は猫猫に対して突っかかってくるのだった。
壬氏の一世一代の行動の結果、とんでもない秘密を共有することとなってしまった猫猫。折しも後宮は年末年始の休暇に入る時期。実家に帰りたくない姚は、猫猫の家に泊まりたいと言い出した。とはいえお嬢様を花街に連れていくわけにもいかず、姚と燕燕は紹介された羅半の家に泊まることになる。一方、口外できない怪我を負った壬氏のために、猫猫は秘密裏に壬氏のもとに通わなくてはならなかった。できる範囲で治療を施していくが、医官付き官女という曖昧な立場に悩まされる。壬氏が今後さらに怪我を負わないとも限らないが、医官にはなれない猫猫は医術を学ぶことはできない。そこで、羅門に医術の教えを乞おうと決めるのだがー。
無事に西都に到着した猫猫。環境は変化しても仕事は相変わらずで、薬屋として、また医官手伝いとして働いていた。どこに行っても呑気なやぶ医者に、何を考えているかわからない新人医官・天祐。猫猫は、壬氏の火傷が二人にばれないようにとひやひやしつつ西都での日々を過ごしていた。壬氏もまた皇弟として政務をこなす毎日だが、西都側は壬氏を名前だけの権力者として扱っていた。そんな中、猫猫は農村部を視察するために連れて来られた羅半兄とともに農村へ行くことに。視察するにあたって、かつての羅漢の部下・陸孫が動いていることに気付く。彼は、中央とは異なる農村部のやり方に疑問を持っていた。一方、かつて起こった大蝗害の生き残りの老人と出会うのだがー。
玉鴬は、蝗害は異民族のせいで起きたと憤る民を鎮める名目で、砂欧に戦争を仕掛けようとしていた。壬氏は戦を避けようと頭を悩ませていたが、玉鴬の暗殺という思わぬ形で戦を回避することになる。しかし、領主代行を失った西都の舵を取る者がいない。壬氏は、いやいやながら西都の政務を執ることになった。猫猫は、心身ともに疲弊する壬氏を気遣いながら、怪我人や病人を診る日々を送っていた。そんなある日、壬氏は、領主代行だった玉鴬の息子たちを、西都のために後継者として政治を教え、育成してほしいと頼まれる。しかし、玉鴬の長男・鴟梟はどうしようもない無頼漢であった。他の二人も後継者教育を受けたことなどないことがわかり、猫猫は頭を抱えてしまうのだがー。
中央に戻り、外廷の医務室勤務になって医官たちの仕事を手伝う猫猫。後輩もでき、新しい部署にも慣れていく。しかし猫猫たちが不在の間に、宮廷では妙な派閥争いが起きつつあった。正しき血統を維持しようとする皇太后派と、新しき流れを作ろうとする皇后派。安氏と玉葉の意思とは裏腹に、周りは次第にきな臭くなっていき、特に若い武官たちの間では、傷害沙汰が繰り返されていた。そんな中、猫猫は姚に頼まれて「名持ち」の一族の会合に参加することになるのだった。
子の一族の反乱がおさまり、宮廷では皇子が生まれたことで玉葉后が正室になった。壬氏もまた、宦官ではなく皇弟として政を行うこととなる。一見、何事もなく平和におさまったかに見えたが、都にはすでに不穏な空気が漂っていた。猫猫はといえば、謎の毒菓子事件、蝗害への不安、紙の村の所有権問題…いつものごとく巻き込まれ、首を突っ込むことになる。また、壬氏からの命令で、玉葉妃の故郷、西都へと向かうことになった。色とりどりの花たちが咲く舞踏会で何者かの陰謀が渦巻いていく。猫猫はその思惑を暴くことができるだろうか!?
西都にて、壬氏に求婚された猫猫。今まであやふやだった関係が大きく変わろうとしていた。今までと変わりなく接したい猫猫に壬氏は焦る。皇弟として、政に関わる者に恋という自由はない。猫猫もまた、壬氏の心を知りつつも、己の立場を考えると首を縦に振ることはできない。軍師羅漢の縁者、それが西都で用意された猫猫の肩書だった。猫猫は重い気持ちのまま、ある決断をくだすのだがー。
戌西州を襲った大蝗害。過去の蝗害を知る者は少なく、人々は混乱する。西都や国境近くでも、食糧の強奪や暴動が頻繁に起きていた。猫猫は、何もできない自分を歯がゆく思いつつも、できる限りのことをやっていた。それは中央からの客人である壬氏も同様で、身の安全のためという名目の軟禁生活を強いられながらも、蝗害を予見していたことで、中央からの支援物資を早く受け取ることができた。だが、その手柄は壬氏ではなく西都の領主代行・玉鴬のものとして扱われてしまう。手柄の横取りに猫猫は腹を立てるが、当の壬氏はどこ吹く風で、皇弟という立場を最大限に利用して戌西州への支援要請を行うのだがー。