十年前に失明した母と暮らす生稲怜花は、ある日矢島という記者に声をかけられる。老人ホームで起きたインフルエンザの集団感染。その死亡者に処方されていたのは、母の治療に使われたのと同じ新薬「シキミリンβ」だというのだ。失明の原因はーまさか。製薬会社やマスコミ、数多の謀略が交差する圧巻のミステリー。
10%改善するより10倍にするほうがカンタン!?Google最高位パートナーが初めて明かすGoogle式10X思考で“リモート弱者”が“リモート強者”に変わる。
改訂薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠。代表的な8疾患(癌、高血圧症、糖尿病、心疾患、脳血管障害、精神神経疾患、免疫・アレルギー疾患、感染症)を中心に、処方監査、服薬指導といった基本から、医師への疑義照会、処方提案など応用まで、実習生のレベルに応じて対応できる構成となっています。医薬品医療機器等法(薬機法)および関連法案の改正、2020年度調剤報酬改定を反映しました。ロールプレイのシナリオや練習問題を豊富に掲載し、指導に当たる薬剤師をサポートします。かかりつけ薬剤師・薬局、健康サポート薬局、在宅医療など薬局を巡る最近の話題を盛り込んでいます。実際の実習を想定して、指導内容を1週目から11週目まで週ごとにまとめました。
保険診療・保険調剤の基本、個別指導・監査の対象とならないための注意点、対象となってしまった際の対応がQ&Aですっきりわかる。
ハーバー法のエンタルピーからアボガドロ数まで、100の数にまつわる化学のエピソードを紹介!
初版から30年、ロングセラーの全面改訂版!麻酔科の魅力をあますところなく伝える1冊。
これまでのがん治療とは異なる仕組みでがん細胞を攻撃する「光免疫療法」が、世界ではじめて日本で承認された。光免疫療法では、まず狙ったがん細胞の表面に、魔法の銃弾ともよばれる抗体を結びつける。この抗体には、光感受性物質が取りつけられていて、光をあてると急激な化学反応を起こす。急激な変化で細胞膜には穴が空き、そこから水が流れ込んで、がん細胞は破裂して死ぬ。本書では、驚くべき効果が期待できる光免疫療法を紹介するとともに、がん治療の最前線といえる免疫療法ーとくに免疫チェックポイント阻害薬、CAR-T細胞療法、腫瘍溶解性ウイルス療法などについて解説する。
疲れ、不眠、うつ、かぜ、冷え性、便秘、生理痛、7つのお悩み改善。イタリアにも薬膳的考え方があった!?季節に合わせて体内バランスを整え、病気にならない体をつくる。心と体を調える47品。
科学の革新は常に進歩を意味するわけではない。パンドラが伝説の箱を開けたときに放たれた凶悪な禍いのように、時に致命的な害悪をもたらすこともあるのだ。科学者であり医師でもある著者ポール・オフィットは、人類に破滅的な禍いをもたらした7つの発明について語る。私たちの社会が将来このような過ちを避けるためには、どうすればよいか。これらの物語から教訓を導き出し、今日注目を集めている健康問題(ワクチン接種、電子タバコ、がん検診プログラム、遺伝子組み換え作物)についての主張を検証し、科学が人間の健康と進歩に本当に貢献するための視点を提示する。