薬は病気を治せないと考えて、10年前に薬剤師の白衣を脱いだ著者。それからは、世の中の人の健康のためにウォーキングレッスンと栄養指導をするようになった。そのおかげで、体調がよくなり、薬を手放すことができた人々がいる一方、どうしても効果が出ない人もいた。それはなぜ?と著者が行き着いた先は“食事”だった。健康になるための食べ方を訴える。
ふらつく、味がわかりにくくなった、口が渇く、尿が出にくい、便秘しがち、眠れない、ボーッとする、よだれが出る…。あなたはこんな症状で、お医者さんにかかっていませんか?実はこれ、すべて、薬の副作用かもしれません。風邪薬、痛み止め、抗がん剤、抗認知症薬…そして「ジェネリック医薬品」は先発品と本当に「同じ」か?
実習前から新人として臨床に出るまでにあなたに知ってほしいこと。
高貴中の高貴薬といわれるのが、「紫雪」である。まさに秘薬であった。医薬の研究者なら一度は目にして、できれば口に含んでみたいと熱望する名薬である。口中に投じれば淡雪のように融けるという。そこから、「雪」の字が当てられていた。用いる生薬類も入手困難のうえに高額で、製法に高度な技術を要するので、当時、製剤は事実上、不可能だった。中国から輸入され、唯一、正倉院に所蔵されているだけである。奥医師ですら現物を見た者はいない。幻の薬である。その幻の薬を家康は欲したのではないか。医典籍を渉猟し、みずからも製剤するまでに医薬に長けた家康だからこそ、正倉院に幻の薬を発見して入手を思いたったといえる。家康は単なる好奇心だけで「紫雪」を探したのだろうか。
麻酔薬、鎮痛薬、鎮けい薬、抗うつ薬、抗認知症薬、強心薬、高脂血症治療薬、鎮咳薬、喘息治療薬、糖尿病治療薬、止血薬、痛風治療薬、制吐薬、抗てんかん薬、抗パーキンソン薬…など80種以上の薬物を徹底解説。
この本は、技術の解説ではなく、「なぜそうするのか?」という根拠や考え方を重視して書いています。手術看護で大事なのは、最善策を考え、手術室全体を冷静にマネジメントすること。そのために、基礎知識をしっかり積み重ねましょう。積み重ねた基礎知識を組み合わせれば、あらゆる場面で応用できます。
がん疼痛・慢性疼痛緩和のための“第三の薬剤”について詳細をわかりやすく解説。種類から実際の用法まで。本邦初紹介。
現代人は薬なしでは生きられない。市場に出回っている薬は1万種以上。毎年世界中で何千もの新薬が開発されている。そして、病気を治すため、健康に過ごすため、薬は処方され、服用される。まさに薬は生命・健康と不可分だ。そんな薬はどうやって脳や心臓、血液、神経に作用するのか。なぜ副作用が起こるのか。身近にある薬が効くしくみを、エピソードを交えて紐解こう…。
各地の家庭料理を薬膳料理にアレンジ!食薬の効能を詳しく説明。効能を調節する炮製=加工方法を解説。薬膳を学びながら楽しく料理ができる!薬膳レシピ105品。
新薬開発における各研究分野で適用される分析手法、およびその目的と意義、さらに、各研究分野間の関係性も解説。
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