「双極性障害」は、以前は「躁うつ病」と呼ばれていた病気で、気分が異常に高揚する「躁状態」と、気分がひどく落ち込む「うつ状態」をくり返すのが特徴です。正しい診断がむずかしいことが多く、いったんは症状が治まっても再発しやすい病気ですが、正しい治療を行えば回復が可能です。その症状、診断、治療の道筋をわかりやすく解説します。
本書は、就学、就職、運転免許、結婚、出産、といった生活の知恵に関することから、服薬、断薬、発作、など治療についての事柄まで、てんかんという病気への正しい理解と当事者、家族がよりよく生きるための生活指針を易しく解説したものである。これら日常的な項目は、すべて著者らが実際に体験した患者との出会いと臨床の記録をもとに記述されている。当事者と家族、援助者への易しく詳しい最良の入門書。
四季の変化に対応しながら日々の身体と心のコンディションをととのえるための薬膳を紹介する。
“緑”、“紫”、“白”、“赤”、“黄”、“茶”、6色の野菜をちょっとずつ。からだに効く食べ方121。
年を重ねても若く美しく、健康で長生きするために欠かせない、体によい食材と栄養素。一方で、偏食や過食など、摂取の仕方によっては有毒となり、悪影響を及ぼすことも。各食材の持つ効果や含まれる栄養素、それらをバランスよく摂取するための基礎知識を、根茎菜類、果実類、調味料、飲料など様々なジャンルから徹底解説。
日本人の血圧は年々下がっているのに、高血圧症患者は逆に増え続けています。そして降圧剤の売上高は5倍に増えました。何かおかしいと思いませんか?「高血圧=危険」は古い常識です。95%の高血圧患者に降圧剤は必要ない!
産業用の動物を閉じ込めるケージを大きくする、殺害方法を洗練化して苦痛を少なくするなどの動物福祉改革は、動物を人間の手段、モノとされる境遇から解き放つことにはならない。動物福祉は人間による動物利用そのものは認めた上で、動物の味わう「不必要」な苦しみを緩和・削減する措置でしかない。どれほど「人道的」に扱われようとも動物たちが日々受ける仕打ちは拷問でしかない。必要なのは動物搾取の廃絶である。これまで動物福祉の理論は数多く示されてきたが、本質的な動物の権利を問う文献はなかった。本書は、米ラトガース大学法学院教授で動物の権利運動に決定的影響を与えてきた著者の代表作の邦訳である。
きのこはいつの時代も、不思議な生物、美味しい食物、難病に効く妙薬とされてきました。同時に死にも至る毒きのこや幻覚性きのこは、人を畏怖させ、数々のエピソードを残しています。古今東西の逸話から最新の研究情報まで、とっておきの話を、写真や図譜など280点の貴重な図版と共に「展示」しました。ミュージアムを巡って、あなたも本物のきのこ通になってください。
空間除菌、危険ドラッグ、青酸カリ、サリン…世界は毒に満ちている。毒物の魅力と魔力を解き明かす。毒にまつわるアブナイ講義。
47症例で学ぶ腎機能低下患者への処方メソッド。