『集字墨場必携』全十五巻は、中国歴代の古典や詩集より書作に好適と思われる名詩佳句を採録し、各々テーマに拠って各巻を構成。各巻には古典から集字の半切形式の作例を併載して作品制作の参考に供する。本冊では、酒茶に関する二百八十九首を収録し、詩句は各項目毎に字数順、同字数内では詩人が活躍した時代順に排した。
お子さまが日常使う物の名前を、動作をとおして認識。
父と子の洋服や大きさをくらべて、大小を認識する。
お子さまの身近にある物をとおして、10色の色の名前を認識。
1から10までの数の数え方を認識する。
ゲダンケンは科学者になるのが夢の女の子。有名な科学者であるアルバートおじさんのめいで、ふたりは大の仲よしだ。あるとき、おじさんに理科の自由研究のテーマを相談したゲダンケンは、奇想天外な実験をもちかけられー宇宙船に乗って、光を追いかけることになった…。ふたりが発見する“時間と空間”のびっくりするような性質ー「相対性理論」をめぐるSF冒険ファンタジー。小学上級以上。
『集字墨場必携』全十五巻は、中国歴代の古典や詩集より書作に好適と思われる名詩佳句を採録し、各々テーマに拠って各巻を構成。各巻には古典から集字の半切形式の作例を併載して作品制作の参考に供する。本冊では、人生に関する二百五十八首を収録し、詩句は各項目毎に字数順、同字数内では詩人が活躍した時代順に排した。
自然の生きものたちと双子のいきいきとしたふれあいを描く…。日本を代表する絵本作家ふたりの個性がとけ合った、はじめての合作絵本。
アフリカの大草原に何億という獣がいて、それぞれがふんをするはずなのに、大地がきれいなのはなぜか。それは、スカラベをはじめとするふん虫の仲間が、あっという間に処理してしまうからである。この虫たちは、自然が循環していることを、見事に見せてくれている。ツチハンミョウの仲間は、何千もの卵のうち、ごくわずかしか成虫になれない。神秘とスリルに満ちた生態を解明する。
肉食の虫は恐ろしいけれどおもしろい。草食の虫よりずっと工夫をしないと、獲物をとらえて生きていくことはできないのだ。獲物をねらうときの歩き方ひとつをとっても、たとえばカマキリは、風にそよぐ葉っぱのように、そろり、そろりと近づいていき、カマの近づく範囲にきたら、それこそ目にもとまらぬ速さでカマをくり出す。虫の世界では、ぼんやりしているものは、食われても仕方がないのだ。
女の作った物語の中に閉じ込められた男と、男の作った時代の中に閉じ込められた女ー光源氏と紫式部。虚は実となり、実は虚を紡ぐ。本書は、物語を書く女の物語として、改めて始められる。
おかあさんぐまは、いいこのこぐまがだいすき。でも、こぐまは、いいこのときばかりじゃないみたいです。そんなとき、おかあさんぐまは、「いいこをうんだのよ」といって、こぐまが、おなかのなかにいたときのはなしをはじめます。
お正月の前の夜のことを山では「大雲払いの夜」とよんで、山神にとっては一年でいちばんいそがしい夜となります。スズナ姫にとってはじめての大雲払いが近づいたある日、スズナ山の名物である千年桜がなにものかにぬすまれたという知らせがはいります。
死にゆく者たちは、死の迫っていることを知っている。残された日日に、自分の人生を振り返り、自分の人生の意味を見つけ、あるいは未解決のものを解決し、不和を和解に、より豊かな愛の結びつきにすることを望んでいる。そして死者を愛する人たちの心の中では、死んでいった人たちが、今までよりも強い命の絆で生き始める。
本書は変身ずきの愛らしい『ちいさなくも』の絵本で、青と白で構成された作者独特のコラージュ(貼り絵)を効果的に用いて、想像力をひろげることのすばらしさを描いている。ごく幼い子どもでも、空の雲を見てうなずき、思うぞんぶん空想してたのしむことだろう。
原子やDNAからロケット、宇宙、相対性理論まで、科学者たちの苦闘の歴史を6大テーマでまんが化。