三人兄弟のおとうさんがなくなったとき、いちばん下の弟にのこされたのは、ねこ一ぴき。がっかりする弟に、ねこはすまして言いました。「わたしにじょうぶなながぐつを一足作ってください。あとはわたしの言うとおり。」ご主人さまを出世させるべく、痛快な知恵をはたらかせる、かしこいねこの物語。
ある警備会社。一人しか派遣していないのに、なぜか報告書に“本日、無事終了。配置人員二名”と記されることが、ある現場で続いた。クライアントからは、うちは一人しか依頼していないとクレームがついた。ある夜、その現場に入った警備員がよくその顔を見るとー。職務上必要にせまられて、偶然に、さまざまな理由で残された怪異の痕跡、記録に関する「記にまつわる十一の話」。九章九十九話収録。
家で、運動会で、お祭りで…みんなで踊らなきゃ、もったいない!CDと、踊り方がよくわかるミニ絵本のセットです。もったいないばあさんの顔が楽しく描ける、「もったいないばあさんのえかきうた」も収録。
僕だって、戦争へ行けば忠義をつくすだろう。僕の心臓は強くないし、神経も細い方だからー映画監督を夢見つつ二十三歳で戦死した竹内浩三が残した詩は、戦後に蘇り、人々の胸を打つ。二十五歳の著者が、戦場で死ぬことの意味を見つめ、みずみずしく描いた記録。第36回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
戦国期を疾風のごとく駆けぬけた真田一族。三代=幸隆・昌幸・幸村・信幸の活躍をたどる。上田市観光ガイド・マップ付。
自然に読書する習慣が身につく。文脈を読み取る力が身につく。自分で考える姿勢が身につく。できる子は国語ができる!国語ができる子どもを育てる決定版。
歌劇の序曲といわゆる実用音楽、貴族や富豪のパーティを盛りたてるためのセレナードとディヴェルティメントの有名曲を収録。いずれも湧き立つような曲調で、流麗優美な傑作ぞろいだ。
声に出して読める!親子で読める!日本語を楽しめる!絵本で読む「星の王子さま」の決定版!!フランスの作家、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの『Le Petit Prince』の中から、特に大切だと思われるところを選び、短く書き直したものです。