なぜ私たちではなく、あなたが?ハンセン病の患者に寄りそい、「生きがい」について思索した、神谷美恵子の歩んだ命の道程。
ロシアの数学教育の伝統が生んだ、とびきりユニークな問題集。どこから手をつけていいかわからないほど難しく見えた問題がふっと解ける瞬間の気分は最高です。第2冊は、数学的帰納法や不変量のような新しいテーマと、第1部のつづきとなる整除、組み合わせ、グラフをとりあげます。
あえて断言しよう。あらゆる学問のなかで統計学が最強の学問であると。どんな権威やロジックも吹き飛ばして正解を導き出す統計学の影響は、現代社会で強まる一方である。「ビッグデータ」などの言葉が流行ることもそうした状況の現れだが、はたしてどれだけの人が、その本当の魅力とパワフルさを知っているだろうか。本書では、最新の事例と研究結果をもとに、今までにない切り口から統計学の世界を案内する。
やまんばのおばあちゃんが封印の石を掘り起こしてしまったことで大騒動に。化野原団地東町三丁目B棟に住む妖怪一家七人はぶじに夏まつりの日を向かえることができるでしょうか。
ご飯、パン類、麺類、餅など主食の“代用食”(もちろん低糖質)が、普通の食材でカンタンに作れる驚きのレシピ集。
農薬がネオニコチノイド系に変わった。ニホンミツバチの養蜂の第一人者と環境問題の市民派研究者が、全国に広がる農薬や家庭用殺虫剤にも使用される新化学物質・ネオニコチノイドの危険性を訴える。
クモの巣の形からクモの種類がわかる、世界初、クモの巣の図鑑。身近な場所で見られる約40種の巣の大判写真とともに、巣をつくったクモを紹介、解説。クモのふしぎ、巣や糸などのひみつも大公開。
学問は何のためにあるのか。学者はいかに現実をとらえ、またそれに関わってきたのか。近現代の日本の政治学を主たる対象として学問の意味を問う。政治学者・近代史家として学界をリードしてきた著者ならではの学問論。
親子でいっしょににーっこり。しあわせいっぱい赤ちゃん絵本。
磁気エネルギーで血液がサラサラに!うつ、リウマチ、がんや糖尿病の予防、腰痛・膝痛、B型肝炎、アトピー、アレルギー、痔、便秘、狭心症、帯状疱疹後神経痛、線維筋痛症などを改善。
食用作物について、来歴や形態、特質、さらに栽培方法や利用について解説した。とくに、栽培方法や管理技術については、イネを中心になるべく詳しく説明した。
大坂屈指の版元にして、実は上方の裏仕事の元締である一文字屋仁蔵の許には、数々の因縁話が持ち込まれる。いずれも一筋縄ではいかぬ彼らの業を、あざやかな仕掛けで解き放つのは、御行の又市の悪友、靄船の林蔵。亡者船さながらの口先三寸の嘘船で、靄に紛れ霞に乗せて、気づかぬうちに彼らを彼岸へと連れて行く。「これで終いの金比羅さんやー」。第24回柴田錬三郎賞を受賞した、京極節の真骨頂。
あやなす装飾デザインの美を味わい、ヨーロッパの伝統的世界観と豊穣なシンボリズムの系譜を読み解く。
いろんなことがうまくできないちいさいわたし。でもいつかはちゃんとできるようになるの。だんだんね。きっといまはそのとちゅう。
ある日突然やってきた「黄色いTシャツを着た守護霊」とのファーストコンタクトから9年。守護霊=雲さんに導かれて綴ったブログの連載小説がついに書籍化。「願望実現の仕組み」がよくわかる、これまでなかったスピリチュアル・エンターテインメント小説。
パティシエをめざして、伝説のパティシエ、マダム・クロエのもとで修業中のすばるたち。そして、マダム・クロエのケーキ屋さんは、お客さまひとりひとりの注文にあわせてケーキを作るという、すてきな「記念日のケーキ屋さん」なのです。そんなある日、「悲しい記念日」のケーキの注文をするお客さまがあらわれました。でも、「悲しい記念日」にぴったりのケーキって?
離島の診療所に勤める三郎は、島で唯一の医師である所長を助け、医師資格を持たない身ながら診療を行っていた。所長が島外へ出かけたある日、観光客の女子大生が急患として運び込まれる。今すぐ手術をしなければ、若く美しい命が失われる。三郎は意を決して、初の大手術に挑むが…。手に汗握る傑作長編。
女子大生・亜希子の手術は成功し、三郎は彼女と愛し合うようになる。亜希子は東京の大病院の令嬢だった。看護師の恋人・明子を島に残し、三郎は東京で亜希子と婚約し病院の後継者となる。空虚な出世の階段をのぼりながら、いつ偽医者であることが露見するかと、三郎は戦々恐々の日々を送る。衝撃の結末。