本書は、バスク料理と食文化について、料理の作り方や食材、また背景となる歴史まで触れ、プロの料理人の方によっても貴重な資料となるような料理本を目指しています。料理の奥深さは、まさにバスクの文化を象徴するもの。バスク料理を知り、口にすることで、バスクの魅力をも味わっていただきたい。本書には、そうした願いもこめられています。レシピ本としての役割だけでなく、現地の風土や文化に触れ、さらにレストランでのオーダーなど旅行や生活に活用できるよう、地域の解説なども数多く盛り込みました。
パティシエ見習いの、すばる、カノン、渚。ある日「スイーツ・フェア」ですてきなおばあさんに出会います。「自分の記念日にふさわしいケーキが見つからないの。」ほんとうに心がこもったケーキって?と3人が考える「はじまりのいちごケーキ」。伝説のパティシエ・クロエ先生が、すばるたちの町にお店を開いたわけは?その秘密が明かされる「女王さまのプディング」の豪華2本立て!小学中級から。総ルビ。
数学の末解決問題として有名だった四色問題ー平面上の地図は四色で塗り分けられるーは、1976年の夏、イリノイ大学の一人の数学者、K・アッペルとW・ハーケンによって解決された。しかし、それは計算機による膨大な検証という、従来の数学の証明法とは全く異なるものだった。四色問題の誕生から最終的解決にいたるまでの先人たちの苦闘の歴史を踏まえ、計算機に依存した現代の数学的証明の意義をあらためて考える。
楽しかったハロウィンも終わり、通常の生活に戻った兎田家だったが土日以外でも鷹崎一家に会えると覚えてしまった七生は朝起きて全員そろっていないことが大不満。「やー、やー」の連続で、どうやら魔のイヤイヤ期に突入してしまったらしい。困惑の兎田一家だったが、長男・寧は自動車教習所に通い、恋人の鷹崎とも会う時間が減ってしまってー。大波乱の大家族物語第6弾。
北極のつめたい海にはどんな生物がすんでるの?真っ暗な海の底はどうなってるの?なんぱ船のなかには何があるの?海のなかのようすや、いろいろな生物について知りたいとき、この本でしらべよう。しかけをめくれば、くわしくわかるよ。めくって楽しい84のしかけ。
二〇〇二年に同和対策事業が終了した。しかし、それは部落差別がなくなったことを意味するわけではない。インターネット上には、どこが部落か、などといった情報が氾濫している。一方、差別を解消しようとする部落解放運動も時を経て、変化を余儀なくされている。「歴史」から学び、「メディア」によって現在を知り、「地域」から未来の方向性を模索する、これまでにない部落問題の決定版。
龍族の娘グレンダを賭けて、“戦王領域”帝国議会議長ヴェレシュ・アラダールと決闘することになった古城。膨大な戦闘経験を誇るアラダールの力に、未だ不完全な真祖である古城は圧倒され、絶体絶命の危機を迎えることになる。そのころ聖域条約機構は、“聖殱”の祭壇である絃神島を破壊するために、多国籍艦隊の派遣を決定していた。絃神島消滅までの猶予はわずか十二時間。三人の真祖を擁する聖域条約機構を相手に、全面対決を決意した浅葱の真意とはー世界最強の吸血鬼が、常夏の人工島で繰り広げる学園アクションファンタジー、第十五弾!“聖殱編”最終章!
京都ー森町(静岡県)-小田原と、600年もの長きにわたってつながった「縁」、それが明らかとなる。
超有名なのに、みんな実は内容をよく知らない、『学問のすゝめ』の魅力とはー自由とは?平等とは?明治政府って何やるの?天皇ってどんな人?藩と国はどう違う…?まだ庶民が江戸脳だった明治五年に出版され、当時二〇万部の大ベストセラーとなった『学問のすゝめ』。列強侵略の脅威を一旦は免れたものの、その真の恐ろしさや近代化のなんたるかが全然わかっていない日本人に、諭吉は何を学べと言い、彼らを熱狂させたのか?当時の時代背景や、ことばの意味、諭吉の思考回路もおりこんだ新感覚の解説本。そしてなぜ現代人も、時代の節目節目に、この本を繰り返し読んでしまうのか、その理由も明らかに!蒙が大嫌いな福沢諭吉の、蒙への愛まで伝わってくる、感動の講義録。
三島屋伊兵衛の姪・おちか一人が聞いては聞き捨てる変わり百物語が始まって一年。幼なじみとの祝言をひかえた娘や田舎から江戸へ来た武士など様々な客から不思議な話を聞く中で、おちかの心の傷も癒えつつあった。ある日、三島屋を骸骨のように痩せた男が訪れ「話が終わったら人を呼んでほしい」と願う。男が語り始めたのは、ある人物の前でだけ泣きやまぬ童子の話。童子に隠された恐ろしき秘密とはー三島屋シリーズ第三弾!