本書は、P.エティンゴフがクレイ数学研究所で行った高校生向け講義と、MITでの学部生向け講義をもとにした、表現論の入門書である。表現論を細分化されない一体的な理論として論じ、結合的代数の表現や、群、リー代数、箙の表現など多彩な話題を扱う。内容は多くの問題や演習によって補完され、それらを解くことで発展的な話題を学べるように配慮されている。また、近代的な代数学や表現論の建設に重要な役割を果たした数学者たちの歴史的挿話も配されていて親しみやすい。本書は、線型代数や抽象代数学の基礎的な知識をもつ学部生や修士課程の学生のための入門書として最適である。
本書は情報系学生、およびプログラマの方を対象に、コンピュータプログラミングの基本となる概念を解説したテキストです。基礎的な概念から先進的な概念までを幅広く扱っています。原理の根本から解き明かしているので、新たなテクノロジに即座に対応できる力を身につけることができます。
クリエイターのための印刷実験記録!クリエイターとして一度は試みたい印刷実験の数々を満載!印刷技術にもとづいた表現方法の可能性を見出し、クリエイターの心象風景をいかに表現できるのか。この実験記録の数々から大胆な挑戦をして下さい。
本書は、杏林製薬株式会社の翻訳部門の翻訳担当者がこれまで邦文資料を英訳する際に参考に用いた英文学術雑誌、あるいは邦訳した英文学術雑誌から収集した用例を基に作成した英文用例マニュアルである。
既刊『ザ・ハイパーカード(上・下)』発売以降にアップグレードされた、様々な関数やコマンドをわかりやすく解説しました。最新のHyperCard1.2日本本語版ディスクが付属、入門に最適です。
トレランス設計技術は、大量生産される電子回路の製造歩留りを最大化するためのきわめて重要な再設計技術である。本書は、この分野で先駆的な仕事をなし、指導的な立場にあり、同時に学術的知識の啓蒙および応用に非常な熱意を持っている著者によって書かれたものである。
本書は、コンピュータを利用した問題解決という広い視野からデータ構造やアルゴリズムを扱った入門的教科書である。まず、データ構造の一般的性質を明らかにし、次いで、データの記録媒体、記録方式について解説する。さらに、アルゴリズム設計の手順や留意すべき基本事項について触れる。最後に、外部記憶や記憶管理のためのアルゴリズムを説明する。アルゴリズムやデータ構造の記述には、言語としてポピュラーなPascalを用いている。
本書は、主にコンピュータを用いて画像、映像や図形を生成・表示するためのコンピュータグラフィクス技法についてまとめたものである。
確率微分方程式の出現から、その解法、性質、そして他の分野への応用まで幅広く一気呵成に解説する格好の入門書。
「表現の自由」という概念はいかに形成されてきたのか。アメリカ史において、「自由」を求めて苦闘を続けてきた人々の姿を掘り起こし、主要な裁判の考察を通じて「自由」観の変遷、相剋を活き活きと描き出す。「表現の自由」をめぐって錯綜した状況が続く日本の現在を考察する上でも、多くの示唆を投げかける。
必要なときに無駄なく「線形代数」の知識を学習しながら、アーベル、ガロアから始まったとされる「群の理論」を学び、群の本質は、それがある対象に「作用する」ことであることを、種々の具体例から会得して、群の「作用」の数学的純化としての「群の表現」の理論を、現代の物理学など自然科学への応用例を具体的に計算することを通して実感的に体得する。そして、これらを通して、現代数学における群やリー環の「表現論」を理解する。
数学が大きな発展をとげた19世紀、後世にその名を残す多くの数学者たちが、ときには協力しときには対立しながらも、その研究を現代数学へと統合し高めていく様を数学的・歴史的に解説する。
本書は、一般の国語辞典ではなかなか引くことができない「語と語のつながり」に着眼した画期的な日本語辞典である。動詞、形容動詞を核にした編纂もその特徴の一つで、2万5000を越える生きた例文は、「正しい日本語」を用いるための貴重な“お手本”となる。学習者の便を考え、漢字には振り仮名を多用した。丁寧に採集した豊富な慣用句、複合語も特徴。