幼稚園や保育園の行事や日常保育に役立つ音楽を収録した教材アルバム。季節ごとの行事はもちろん、日常生活でのしつけや遊びに役立つ歌や昔話を中心に、親子で楽しめる内容が満載。
本書は、『遊文録、国語史篇一』として、上代語の研究を中心とする論考で、些かなりとも国語史的研究に偏るものを収めたもので、対象として、語彙・語法・文・文章にわたる諸問題を取り扱ったものとなっている。
本書は、空間群の応用のための計算機プログラムTSPACEの使用法を伝える目的で書かれている。使用法という面と同時に、計算機の助けを借りて空間群の理論の理解を深めていただくことも目指して執筆されている。基礎となる概念についてはもちろん、応用の実際面でもていねいに書いた。プログラムの出力も多く掲載し、読者の動作テストが容易になるようにした。
本書では、キリシタン資料をこれに終始するのでなく、中世国語全体を視野に入れて、その中に位置づけその変遷の中でキリシタン資料に見られる諸事象を把えている。具体的な文字や語法等を取り上げて、それが用いられた文献の用例を網羅して拾い出し、数量的にも処理して、手堅く現象の解明に迫ることにより中世国語の当該事象の実態を浮び上らせている。
本書は東北大学名誉教授村上哲見先生の古稀を記念して刊行されるもの。村上先生自身の総論的論考を含め、全部で二十九編。うち十八編が受業生によるものである。
旧版移動通信ハンドブックは1995年に発刊され、移動通信の広い範囲をカバーするはじめてのハンドブックとして多くの実務者に好評を得た。以降5年間のこの分野の変化は著しく、ここに新版を発刊することになった。
平成十年(1998)四月十九日に亡くなった九州大学名誉教授・久留米大学客員教授の遺稿に加えて、筑紫国語学談話会のメンバーの論稿を加えた論集。
『源氏物語』は、ことばにかかわる誰しもが、仰ぎみる高峰であろう。そのような『源氏物語』の達成とは何なのか。文学史上に、その達成はいかに定位されるのか。本書は、『源氏物語』の固有な達成を測る物差しとして、その肉体そのものというべき文体に視座をすえて論述したものである。
本書は、万葉集における和歌の表現の検討を通して、歌人たちの特性と位相とを究明しようと試みるものである。
キリシタン文化研究会の有志が、チースリク神父を中心に読み合わせたものを土台に、今回あらためてラテン語流布本を全訳し、ローマ字本と国字本の校本を作成、徹底的に両本の表現を比較する国語学的手法で分析した記述的研究の研究篇。