計算機の持つ万能なシミュレーション能力を十分に活用するために、対象領域をいかにモデル化し、ソフトウェアとして表現するか、本書では、そのために最も有効な概念としてオブジェクト指向の考え方を導入する。また、型、型多相、分散システム、仮想状態/時間、並列オブジェクトシステムなどの概念を詳しく説明し、オブジェクト指向に基づくソフトウェア設計にとって必須の基本概念と適用について明快に解説する。
好奇心や常識の重要さ、科学者の老化現象、潜在意識の役割、インチキな大発見を見破る法。一度は読んでおきたい珠玉の科学論。
本書では、数十本にのぼるヒット映画のシナリオから、Freeze!のような知らないと生命に関わるような超重要表現を始め、日本の英語教育ではあまり取り上げられていない口語表現や、単語がやさしいがゆえにかえって意味が分かりにくい常用表現などをピックアップして、映画の中での生の実例とともに語学的な解説を加えてみた。
単位換算からNOといえる表現まで国際ビジネスの基本を英語で学ぶ。
本書ではドイツ語の表現力を高める目的で後者の多義語の動詞の中から重要動詞50語を選び出し、その一つ一つに対して基本文例をつけて日本語の表現と比較しながら説明し、さらにそれに対応する練習問題によって学習者がみずから習熟、活用できるようにしたものである。
翻訳で大切なのは原文の意味を伝えるだけではありませんから、秤には「雰囲気」「文章のつながり」など、いろいろなものを乗せてみなければいい訳にはなりません。そこでこの本では、さまざまなケースに応じた秤の使い方=バランスのとり方を考えてみました。
フッサールの現象学の観念論と、文学上の表現主義とを共通の思考形態に帰一させようと試みたフェルマン。彼はフッサールの思考をホフマンスタールやムージル、バルトらの表現主義作家たちの思考との構造上の親縁性を跡づけ、さらに現象学をフロイトの精神分析に近づけることになった還元思想の変容を追跡する。フッサールの現象学の展開をドイツの社会史、精神史のうちに斬新に捉えた画期的論考。
日本語全般の知識をまとめた事典。日本語の知識、用字の常識、用語の常識、表現のテクニック、社会人の言語教養の5部構成。難読語・同音異義語、修辞法、故事成句・ことわざ、略語など広い分野の知識をまとめている。巻末に常用漢字音訓一覧、JIS漢字コード表などを付す。-あなたの言語感覚をブラッシュアップ。ことばの「知識+常識」百科。
女性や特定の民族・マイノリティーの平等権を侵害する暴力表現=ポルノグラフィは、表現の自由によって、無制限に守られるべきなのか。アメリカを代表する法律家が鋭く描き出した平等権と表現の自由の相克。