近年飛躍的発展を遂げてほとんどその面目を一新した場の量子論ー特にゲージ場の量子論の解説書である。基本的なところから詳しく説明されているので、量子力学の初等的予備知識で十分理解できる内容となっている。
動物学の立場からその特異な生態を描き出すとともに、和漢洋の文献資料と豊富な図版を駆使して故事・習俗・神事・民話・文芸・美術工芸等における蛙の多彩な活躍ぶりを活写し、蛙と人間との古くて親しいかかわりの歴史をあとづける。
本書とのいう「キャリア」は、「経歴」よりやや狭義だが、一般的に、人の一生を通じての仕事といった意味である。したがって、仕事を広く解釈すれば、ほとんど誰もが、人生においてキャリアをもつことになる。本書は、こうした意味のキャリアについて分析を展開している。
日本語の言語としての特質を知ることは日本語を効果的に使うためにも、外国語を学ぶ上でも、重要なことである。また、言葉は文化を背負っているものであるから、日本語の特質をさぐることは日本文化への理解を深めることでもある。漢字をはじめ多くの外来語を取り入れながら発達してきた日本語の発音・表記・語彙・文法などに現れた独特の性格を、外国語とも比較しながら明快に説く。
近現代の作家197人の作品806編から、感情の微妙な陰影を描写した用例を収録。人間の微妙な心理を描いた多彩な用例をヒントに自分の気持ちにピッタリ合う感情表現ができる。
激戦を制する1000語プラスアルファのラインナップ。
わかりやすい文章を書くためには、何に気をつけたらよいか。日頃から心がけるべきことは何なのか。『朝日新聞』のコラム「天声人語」の元筆者が、福沢諭吉から沢木耕太郎にいたる様々な名文を引きながら「文は心である」ことを強調するとともに、読む人の側に立つこと、細部へのこだわり、先入観の恐ろしさ等のポイントをていねいに説く。
ふだん何気なく使っている日本語の意外な横顔。独得のアクセントや敬語、微妙な表現・言葉の使い分けなど、視点を変えると見えてくる日本語発見の書。
仕事やボランティアで声を使う人、魅力的でホンモノの声を身につけたい人のためのワークブック。あなたの魅力を最大限に引きだす声づくりのために。日本語にそなわった、美しいひびきに磨きをかける、声の使い方のトレーニング(ブレス・ヴォイス・トレーニング)法を満載。