昭和五十五年頃から、万葉びとの暮らしを考察したものを書き初めた。「万葉集散歩」と題したその文章は、主として郷土誌「房総及房総人」と歌誌「軽雪」に連載し、一部を断片的に歌誌「国民文学」へも発表してきた。それらを体系づけてまとめたのが本書である。
二十世紀は、理想とされる共産主義国家の成立と、その現実的破滅の世紀であった。独断と偏見に満ちたコミンテルンの思想教導を、盲目的に過信した人々に振り回された昭和の悪夢を振り返る。
人の心が壊されていく現代の教育の内に潜む問題点を抉り出す渾身の作。
ダ・ヴィンチ作品の秘密が次々と明らかに。
“誠五音”という名の竹のトロンボーンを作り、西アフリカへ向かった。ガイドブックにも見放されたその地域の実態を、今明かす。
昨日とは違う帰り道、私を待っていたのは…甦った記憶が齎したものは…黒砂糖の微かに焦げるような匂いだった。
「兄ちゃんは絶対に生きてる!」兄の帰りをひたすら信じる弟しかし兄と再会したのは…5年の歳月を懸けた著者渾身の処女作!戦後70年を記念し発表!!
かつて、イスファン・ネスフェ・ジャハーン(イスファハンは世界の半分)とまで言われた、ペルシアの碧き都イスファンは、今も輝きを失わず、静かに私たちを迎えてくれる。
踊る阿呆に、嵌る馬鹿。何れ国債も暴落する。
九州王朝倭国と分流の大和王朝。天皇家の古事記と藤原家の日本書紀。一片の神和から生まれた万世一系の天皇家。これまでにない視点で解き明かす古代史の真相。
教育改革と称して、過去学校は教育委員会や政府によっていじくりまわされてきた。しかしたいてい失敗して元に戻っている。改革とはイコール迷惑なのである。現場の教師は、また変わるのかと皆うんざりしている。学校の根幹は昔も今も授業にある。授業環境をよくするために、雑用を減らし、無駄な決まりや組織を減らしていく。それこそが真の教育改革なのではないか。