ローストビーフ、ブイヤベースからパスタまで。食べる人を喜ばせる極意。
花びらのようなドレスに、きらめく宝石。凝った飾りのついた夜会服。ダンスの音楽と笑いさざめく声。男も女も、頬をバラ色に染めて…。-ここ、千人会議場で催されている、元宵節最大の夜会は、最高潮を迎えていた。だが、時計が夜中の12時をさしたとき。会場に、すさまじい悲鳴や物音が響きわたり、人々は恐怖の渦に巻きこまれた。香港三部作、ついに完結。
凧上げをして雷の正体をつきとめ、避雷針を発明したフランクリン。でも、そんなことは彼のしてきた仕事のほんの一部でしかありません。新聞やベストセラーになるような暦を発行したり、アメリカの独立にも大きな役割をはたしたり…。学校へは2年しか行っていないのに、科学者・実業家・政治家として夢のある仕事をたくさんしてきた彼の魅力的な生涯を紹介します。
スウェーデンの福祉が1つの理想であると考えられるようになって久しい。著者が厚生省からの初代のアタッシェとしてスウェーデン大使館に派遣された1980年前後にも、先進的な福祉を学ぼうと数多くの視察団が日本から訪れていた。介護問題への対応が待ったなしの課題となってきた昨今ではその数は増加の一途をたどっている。本書は、交流シンポジウムの記録に加えて、エーデル改革の概要とサービス提供の実際について新たに書き下ろし、さらにスウェーデンの福祉社会を考察して、シンポジウムで語りつくすことのできなかった「改革」とその「実践」を描こうとしたものである。
歴世の心経写経の名品17点を、原寸大を中心にカラーで再現。名品それぞれの全貌を、著者の新説を織り込みながら詳細に解説。空海、良寛などの名筆に、迫力満点の拡大写真で迫る。心あたたまる極彩色の経絵を、場面説明つきで多数掲載。なぜ「一切」が入っているのかなど、心経の謎と秘密を「コラム」で解明。筆者がすすめる写経の心得と写経会・写経教室のご案内。四季折々の美しい自然に抱かれた写経の寺・慈光寺ガイド。写経の原寸大お手本ー「隅寺心経」「良寛の心経」「かな心経」-の3点つき。
格調高い揮毫のお手本集!!揮毫するにふさわしい含蓄ある仏教の名言を格調高い空海の文字で再現。色紙・少字数作品を揮毫する時に必備。
本当の幸せは外からは来ない。あなたの心に存在している自分の心をコントロールできた時、人は本当の幸せを得る。アーサナ、プラーナーヤマから、心のヨーガ、魂のヨーガへ。
環境の側からくる変化が多くなっている状況下で、子どもの排泄に関するいろいろな姿が見られる。提供すべきは、排泄指導の基本的な取り組み方。それを受け止めてもらった上で、各人の特性や排泄特性に合わせた適切な応用が求められる。本書は、そのあたりに焦点を当て、第1章に基本的なことをあげている。第2章にはいろいろな事例を取り上げた。
原子・地球・電磁波・偏光板…といった世界的な大発見から、身近な日本での話まで、おもしろい発明・発見をした人たちの物語。科学者たちがどんなふうに科学を楽しんできたかを知ることは、科学のたのしさを知る一番の近道。
肉ジャガ、餃子からビーフシチューまで、何が違うのか、どうすればよいのか。レシピの陰に隠れた“プロの隠し技”が簡単にわかる。日本、中国、西洋あわせて百種類の料理を紹介。
本書は我が邦人の作れる漢詩三八六首を選注したものである。収載の次序は便宜上、五言・六言・七言の絶句・律詩・古詩等に分け、字数を似てした。それぞれの詩につき、原文・訓読文・大意・語釈を附した。また、初出箇所にのみ作者小伝を添えた。訓読文は歴史的仮名遣いを用いた。
欧州を席巻した大ドイツ帝国は、カナダで抗戦を続ける英国を追って大西洋を渡った。日英同盟に従い日本は北米に地上軍を派遣。だが独軍の電撃攻勢と史上初の反応弾攻撃に曝された合衆国はあえなく崩壊してしまう。一気に苦境に陥った北米の日英同盟軍に向けて、日本は物資を送り続けなければならず、独軍はこのシーレーンを食いちぎるべく灰色狼=Uボートの大群を太平洋に放っていた。今や第三次大戦の焦点となった太平洋を押し渡り、日英協同対潜護衛戦隊(タイフーン)は北米の日英軍に物資を送り届けることができるのか。人気シリーズ、C・NOVELSに新登場。渾身の書下し。
第三帝国の電撃侵攻は北米大陸の半ばを制した。西海岸に追い詰められた合衆国と、カナダで徹底抗戦を続ける日英の三カ国は密かに軍事同盟締結の可能性を探りつつあった。苦戦の友軍に向けた物資を満載して太平洋をわたるTV17船団は、さながら群狼に睨まれた羊の一団だった。Uボートの放つ船団攻撃用誘導魚雷が一隻、また一隻と輸送船を海の藻屑に変えていく。独潜の新兵器は、追いたてにかかった駆逐艦をも血祭りにあげて、暴風雨のように暴れ回る。エヴェレット大佐率いる日英共同対潜護衛戦隊タイフーンは、知力の限りを尽くして姿の見えぬ眼下の敵から船団を護ろうとするが…。
本書は、看護における戦略を医療経営の視点からとらえ、その方法を論じたものである。第3版では、最近の医療政策、そして診療報酬制度のポイントについて大幅に原稿を改めた。
ラファエル前派と印象派、19世紀末絵画は男と女の目の劇場。「性」が「視」演じる夢舞台、男憎しの罠に陥ち明日の見えないフェミニズム美術史に喝。
「日本の歴史」の真実は、今も「花鳥風月」に宿り続け、われわれがそれに気づくのを待っているのではないか。元「歴史読本」の名編集長が、風土への愛情を滾らせて書き綴った「心の文化遺産=花鳥風月」への道しるべ。