花びらのようなドレスに、きらめく宝石。凝った飾りのついた夜会服。ダンスの音楽と笑いさざめく声。男も女も、頬をバラ色に染めて…。-ここ、千人会議場で催されている、元宵節最大の夜会は、最高潮を迎えていた。だが、時計が夜中の12時をさしたとき。会場に、すさまじい悲鳴や物音が響きわたり、人々は恐怖の渦に巻きこまれた。香港三部作、ついに完結。
本書は、中国北方編である。黄河の流域を中心として、現在の北京市付近、新疆ウイグル自治区をカバーする。四十一名の詩人の六十四首の作品(参考詩を含む)によって、中国北方の名勝を概観する。
凧上げをして雷の正体をつきとめ、避雷針を発明したフランクリン。でも、そんなことは彼のしてきた仕事のほんの一部でしかありません。新聞やベストセラーになるような暦を発行したり、アメリカの独立にも大きな役割をはたしたり…。学校へは2年しか行っていないのに、科学者・実業家・政治家として夢のある仕事をたくさんしてきた彼の魅力的な生涯を紹介します。
宇都宮発上野行きの始発電車が運んできた、男の服毒死体。被害者は、空のままのコインロッカーの鍵と血痕が付いたナイフをなぜか持っていた。後日、宇都宮で発見された刺殺体の血液型と、ナイフの血痕が一致!場所を違えた相互殺人説に、捜査は傾く。さらに被害者の二人には、半年前に発生した一億二千万円強奪事件に関与の事実が!ルポライター・浦上伸介は、被害者同士の秘められた過去を発見、事件解明の鍵を求め、長崎へ!“異人の街”長崎で魅せる浦上の推理は…!?旅情性とドラマ性、そしてアリバイ崩しの妙が見事に結実した“死線シリーズ”待望の第一弾、書下ろしで登場。
マザーコンピュータ「ジュリア」の暴走により、人形やアーマノイドによる人類への迫害が続く、統一世界暦307年。ジュリアに対抗しうる唯一の存在、超美形のスーパーヒーロー・イズミは、行方不明の「響子」を求めて旅を続ける過程で、しだいに人々の希望の星となっていった。拓己と省吾のふたりの有機融合によって出現するイズミが向かう先は京都。関西を牛耳る「白十字の岐世子」とは、すべての鍵を握るあの「響子」なのか。行く手には最強のアーマノイド「カスミ」の影もあり…。
スウェーデンの福祉が1つの理想であると考えられるようになって久しい。著者が厚生省からの初代のアタッシェとしてスウェーデン大使館に派遣された1980年前後にも、先進的な福祉を学ぼうと数多くの視察団が日本から訪れていた。介護問題への対応が待ったなしの課題となってきた昨今ではその数は増加の一途をたどっている。本書は、交流シンポジウムの記録に加えて、エーデル改革の概要とサービス提供の実際について新たに書き下ろし、さらにスウェーデンの福祉社会を考察して、シンポジウムで語りつくすことのできなかった「改革」とその「実践」を描こうとしたものである。
不滅の光を放つ中国文学の精華。王勃・楊烱・盧照鄰・駱賓王など二十二詩人を収録。
歴世の心経写経の名品17点を、原寸大を中心にカラーで再現。名品それぞれの全貌を、著者の新説を織り込みながら詳細に解説。空海、良寛などの名筆に、迫力満点の拡大写真で迫る。心あたたまる極彩色の経絵を、場面説明つきで多数掲載。なぜ「一切」が入っているのかなど、心経の謎と秘密を「コラム」で解明。筆者がすすめる写経の心得と写経会・写経教室のご案内。四季折々の美しい自然に抱かれた写経の寺・慈光寺ガイド。写経の原寸大お手本ー「隅寺心経」「良寛の心経」「かな心経」-の3点つき。
格調高い揮毫のお手本集!!揮毫するにふさわしい含蓄ある仏教の名言を格調高い空海の文字で再現。色紙・少字数作品を揮毫する時に必備。
本書のテーマは主として非営利組織としてヒューマン・サービスを提供する医療機関や看護部門を対象とする改革である。そのために、経営というサイエンスの視点から看護のワークトランスフォーメーション、つまり組織と仕事の抜本的改革を論じ、その実践的な理論、方法論を解説していく。
詞は、楽曲の歌詞から成立した一つの韻文学である。唐五代詞は、『花〓@6BE1@集』の作家と南唐二主。宋詞は、慢詞の第一人者柳永、北宋詞の集成者周邦彦、南宋の女流詞人李清照などを網羅する。
コース仕立てでおいしく学べる料理フランス語、全12課。各課は4ページからなり、基本的に本文と練習問題、文法説明によって構成。語彙をふやすためのコラム。各課の本文は対話形式を基本とし、日常的で自然な会話になるように心がけた。
一匹狼の処刑人・北条貴は、国際警察刑事機構に協力して、ある秘密結社の主宰者を狙っていた。その組織には、貴にとっての怨念の宿敵であり、天性の殺し屋・氷見子が荷担している。ついにそのアジトを突き止め、潜入、組織の全貌が明らかになった。彼らの恐るべき「地球清掃計画」とは。そして、そのための巨大なエネルギー兵器とは!?絶好調人気シリーズ第十二弾。
本書は、はじめて「仮説実験授業をやってみよう」という人でも困らないように、仮説実験授業の授業運営法やその考え方や参考資料をまとめたものです。