関西書界の巨人・山本竟山。鳴鶴直伝の懸腕直筆を揮った「祀三公山碑」。その厚く鋭い線は紙中を裂く。
〈思考〉は〈言葉〉に追いつくか?自然の美しさ、恋の思い。日本古典を彩る「言葉のあや」の秘密。
あなた、人妻と、火アソビしたことあります?そんなうまい話、現実にあるわけない。そんな風にあきらめているんじゃ、ありませんか?この本は、そういうあなたに読んで欲しい。ごくごく普通の人妻、これが意外と不倫願望のかたまりで…!隣りの奥さん、街ですれ違う人妻、みんなそもそもはオンナ。あなたが奥さん一人じゃ我慢できないように、彼女たちだって、たまにはパァッと遊びたい。これ、理の当然。だから、チャンスはいくらでも転がっている。官能ときめきロマン。
’80年代文学の精密な解読を試み、言葉と言葉の群れのあいだに潜む、未知の作品を予感した新評論集。
本書は、ポストマル優時代の財テク戦略から節税戦略、ローン戦略までを網羅しており、今からでも実行できる具体的な財テクの基本は、すべておさえたつもりである。
日本橋のような華やかさはない。線路を跨ぐ橋はまるで道路の一部のようである。しかし、何気なく通りすぎてしまうこの橋には、新しい東京づくりに燃えた明治の人々の、情熱の炎が秘められていた。橋と迎賓館が織りなす、ネオ・バロックの世界。街づくりの熱き思いを探る。
この巻には、授業書〈トルクと重心〉および〈まさつ力と仕事量〉〈滑車と仕事量〉に関する授業書と授業記録を中心に、それに関した記事をまとめました。
ラカンの矛盾や不透明な部分にこそ彼を理解する鍵があるとして、19世紀の心理-生理学のエピステモロジーにラカンがいかに深く負っているかを、彼の視覚論が(目に見えぬ)「小説性」と交錯する地点で捉えていこうとする斬新な試み。初期ラカンの視覚論を批判し、それがヒステリーと小説の問題系を巧みに抑圧している事態を独自の発想(「眼の自己愛の装置」など)で明らかにする。構造主義という思潮にからめてラカンとフーコーの橋渡しをする。
米一流紙のニッポン・ウォッチング。