デリダの写真論『視線の権利』(1985年ミニュイ刊)は、多くの、とりわけ最近の彼の著者がそうであるように、まず翻訳の問題として呈示されている。それは、翻訳ということの可能性、あるいは不可能性と戯れているようである。語の真の意味でのゲームが、翻訳という場、この本の用語を借りれば、チェッカーボードの盤上で、展開され、賭けられ、演じられる、そのなふうに、デリダは彼のフレーズ、構文、対話を編成してゆく。
本書には、授業書〈力と運動〉および〈速さと距離と時間〉に関連した論文・授業記録を、それが『科学教育研究』『仮説実験授業研究』『授業科学研究』に発表された順序を尊重して収録しました。