ボブ・グリーンは、ごく初期のころから、みずからのコラムの特徴について人に聞かれるたびに、自分は「アメリカのスナップ写真(ショット)」を撮りつづけているにすぎないと言っていた。本書には、ジャーナリストとして早熟なボブ・グリーンが22歳の時に書き上げた8編のルポルタージュが収められている。彼の処女作品集である。ダスティン・ホフマン、ラスヴェガス、カウボーイ、シカゴ・セヴン、ニクソン、シナトラ…。ボブ・グリーンの原点がここにあるのだ。
いま、正しい対応策は何か。バブル崩壊で大きく変わる投資市場をどう読むか、きびしい運用競争に勝ち残るための基礎知識と実戦方法を解説。
ラオス上空から敵中深く潜入した、四人の米兵の壮絶なサバイバル戦!!戦争のプロとして活躍した著者が、獄中で初めて書いたノンフィクション・ノベルス。
ボードレールやヴェルレーヌなどフランス近代の詩人の作品から、荷風(1879-1959)が深く自らの絵線に触れた詩を選んで、流麗な日本語にうつした訳詩集。甘美な恋愛をうたう一方で悪や死に魅かれる冷酷な心理、あるいは享楽主義といった荷風文学の諸要素が早くも表れている。巻末にフランス語の原詩を付した。
第一次世界大戦で俘虜となり、徳島県の板東俘虜収容所に収容されたドイツ兵たち約千人の3年に及ぶ収容所生活。日本で初の“第九”演奏など多彩な文化・レクリエーション活動と相互扶助の実態を彼らの新聞『バラッケ』から発掘し、日独の俘虜観や根深い文化的伝統の差異について問う。
激しい雨の中、玉川上水に身投げしたとの急報に、幾日もその跡を捜してさ迷った回想の記「太宰治の死」。夭折したその才を惜しむ「同門-高橋和巳のこと少し」。多くの優れた文人たちの深い知遇を得た出版人の著者が、若き日に巡り合った〈人生の師〉竹内勝太郎をはじめ〈学問の師〉吉川幸次郎と田辺元、武田泰淳、三好達治他、その精神を慕う12人の〈先師先人〉の肖像を鮮烈に彫む。
不動産登記法、施行令、細則、準則、先例を同時にみることができる調査士受験唯一の六法。
プロとしてマスターしておくべき調理の手順とテクニックを完全図解。さらにポイントやこつを詳しく解説。
全14科目について基礎的な知識を厳選し、わかりやすく解説。
金は金利を生まない。読みが当たって値上がりしたとしても、それをそのまま長く抱え込んでいたのでは結果的に資産の目減りを招く恐れもある。世界情勢を見極めながら金をどのように資産運用に取り入れていくか。世界で最も安定した経済を持つ日本の金投資は、まずそれを検討しなければならない。もはや金を「退蔵」する時代は終わり、いま金を「運用」する時代がやって来た。