豊富なイラストと写真で、奈良の歴史をわかりやすく解説。
豊富なイラストと写真で、京都の歴史をわかりやすく解説。
白居易、字は楽天。位は人臣を極め、唐代の詩壇を席巻し、古来日本で最も愛誦された大詩人(七七二ー八四六)。世の不正を憤る諷諭詩、日々の幸せを慈しむ閑適詩、玄宗と楊貴妃の愛の賛歌「長恨歌」、名高い「琵琶行」等々、清新多彩な作を生涯に沿い精選。上巻には六十九首を収録。
唐詩に新風を吹き込んだ白居易。三峡・杭州・蘇州など各地の風物をうたい、生涯の友元〓(じん)と友情の文学を確立。引退後は風雅を尽くした洛陽の大邸宅で、物心両面のゆとりを悠々と楽しむ。そこで実現した「閑適」「知足」の精神は、以後の文人理想の生き方。下巻には一〇三首を収録。
一眼レフ&ミラーレス&コンパクトデジカメで。構図がわかれば、写真が見違える。ここだけでも超わかる、ポイント早見シート付き。
心の理論、模倣、視線理解など、赤ちゃんやコミュニケーションに困難を抱える自閉症児・者を対象とした心理学・脳神経科学研究の成果をわかりやすく紹介。
「鞭声粛粛」、また仏郎王、アンコウ鍋も。歴史上の英雄を詠んでは青年の血を沸かせ、日常生活や風物をゆたかにうたう。中国古典に精通しながら、誰もに親しまれる日本漢詩をつくりあげた頼山陽(一七八〇-一八三二)の、人と詩の魅力が伝わる新編集でおくる一二〇首。
AIJ事件を契機に、いまヘッジファンド投資の是非がクローズアップされているが、ヘッジファンドに限らず、資産運用には「運用資金詐欺」と「運用の失敗」という不可避のリスクが存在する。このリスクを最小限にとどめるための方策はあるのか。本書は、オルタナティブ投資手法のうち、特にヘッジファンドに焦点を当て、その運用手法をはじめとして、リスク・リターン特性、リスク・コントロール手法、デュー・デリジェンスなど、ヘッジファンド投資に必要不可欠な知識を得るための手引書である。
一九六八年、暴力団員を射殺し、静岡県・寸又峡温泉の旅館で一三名を人質にして篭城した劇場型犯罪・金嬉老事件。ある刑事が発した民族差別発言への謝罪を求めたが、マスコミはこの事実を無視し、犯人を「ライフル魔」と煽ることに終始した。全ての人間が人間らしく生きることを希求し続けたジャーナリストが、差別と抑圧の中から、哀しき犯罪者の声を拾い上げる。犯罪ノンフィクションの昭和遺産。
原子力はいかに生まれたか。生命誕生の謎はどこまで明かされたか。人類の叡智、進化の過程を総ざらい、科学の知識が、基礎からわかる。
閉園後の遊園地で、メリーゴーランドの7頭の馬たちは今夜も園長さんにお話をねだる。知っている話をぜんぶ話してしまった園長さんは、「最後のお話」を語りはじめるのだが、ただ静かに話を聞いている馬たちではなかった。いつしかお話は42話にまでふくれあがり…。片づけが大の苦手な詩人パンプーシキン、不良ヤギのマトヴェイに一目ぼれして駆け落ちする乙女羊ビャーシャ、電気頭脳をもったバイクと抜群の推理力で悪者を追いつめる警官イワン、いろんなものに間違えられながら逃げまわる猫のアクシーニャなどーおちゃめな登場人物や動物たちであふれかえる。