マーラー生誕150周年記念企画。交響曲から歌曲、室内楽や未完成の作品まで、マーラーの全作品をCD16枚にまとめたBOXだ。フルトヴェングラーからラトルまでの、EMIが擁する名録音をそろえている。
「源氏物語」五十四帖絢爛・華麗な世界。平成琳派の新鋭が、15号から六曲屏風まで多様な画面に描いた王朝絵巻の大作。「源氏物語」を読みながら絢爛たる王朝絵巻の世界が鑑賞できます。各頁ごとに、瀬戸内寂聴の現代語訳と各帖のあらすじが付けられ五十四帖全体の理解が深まります。
西洋哲学の総決算をめざし、「ニーチェ以後」の根源から価値論を構想する。日本文明に由来し世界文明へと開く基礎理論。
蒙古襲来絵詞は肥後国の御家人竹崎季長が製作した貴重な絵巻物である。蒙古襲来絵詞は蒙古が襲来した一二七四年の文永の役、一二八一年の弘安の役の両度の蒙古合戦に参加し、この両度の蒙古合戦で活躍した肥後国の御家人竹崎季長が、文永の役に於ける自らの出陣の様子やその文永の役で戦功を挙げた様子と、その文永の役で活躍したにもかかわらず恩賞をもらえなかったために鎌倉に参り鎌倉幕府の御恩奉行安達泰盛に庭中したところ、安達泰盛は竹崎季長の要望を聞き入れてくれ、竹崎季長を勇者と認めて海東郷の地頭職を賜わったこと、更にその後竹崎季長が弘安の役で挙げた戦功の様子を絵巻物に仕立てたものである。
「ことばによることばの否定」という営みは、中観論者が真実に至るために徹しようとした共通の方法であり、中観思想の展開とは、その営みが変容する過程でもある。その中でツォンカパが示す問題提起は極めて重大な意味を持つ。本書は、彼自身が提示する主要テーマに沿って、その思想の独自性を明らかにしていく。
聖書の中で最も愛読される『詩篇』-その全百五十篇を、詩人の心をこころとし、古今の詩文を模様に織りあげて、日々の歌に。
魔術的・象徴的な意味づけと特異な宇宙観を交えて語られる、人間および万物の起源とその最終目的である「再統合」の神話『諸存在の再統合論』、原初の栄光と転落、キリストの普遍的働きを、徹底した人間の観察に、錬金術・数秘学・自然魔術などを重ね合わせて論証した『誤謬と真理』を収録。『百科全書』からの項目「神智学者」を付す。