本書には、脳損傷手話者という特異な事例を研究したことによってはじめて明らかにされた貴重な知見が数多く記載されている。
本書は、日本語を対象にした論考と英語を対象にした論考からなっている。執筆者の専門分野から明らかなように、日本語学(国語学)の研究者が新しい理論的枠組みで日本語を分析し、一方、英語学の研究者が日本語の分析をするなど、日本語学、言語学、英語学の縦の壁が年々低くなっている。これは歓迎すべき現象であり、各専門分野のよい伝統は保持しながら、日本語研究と英語研究の間の交流がさらに活発化し、言語という共通の対象に向かってお互いの研究が促進することを期待したい。
句動詞の意味を知るだけでなく、読んで学べるユニークな辞典。句動詞全体が体系的に頭に入るので、未知の句動詞に出会った場合でも、意味を推測する力を養うことができる。句動詞の意味を確定する要素として大切なパーティクル(前置詞、副詞などの不変化詞)を核にして配列。引きやすい3種類の「索引」で引く辞典としても充実させた。意味や表現される場面にしたがって33のテーマに分類。総数4314の句動詞にはすべて例文をつけた。動詞に続く品詞の種類や語順を、「シンボルグラマー」と呼ぶ記号で明示し、句動詞の文法情報をひと目で分かるように工夫した。
都道府県ごとに生活情報と教会情報を掲載。生活情報はお店・事業、幼稚園・保育園、法律・経営相談、塾などの教育事業・カルチャーほか地域に身近なクリスチャン事業を紹介。教会情報は市郡別に教会紹介を掲載しています。
4冊の絵文書、1000年の沈黙を守る石碑の記号、450年前、スペイン人神父が書き残した謎めいた手稿…わずかな手がかりから、いったいだれが古代マヤの暗号を読み解くのか。
物を見る、記述する。専門家は、美術品のどこを見て何を考えているのか。ディスクリプション(作品記述)の基本作法を実践的に示す。